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キリンHDの15年12月期連結営業益は2.1%増計画、3期ぶり増益へ

2015年02月12日(木)16時18分

 2月12日、キリンホールディングスは、2015年12月期の連結営業利益が前年比2.1%増の1170億円になるとの見通しを発表した。写真は、キリンのロゴとキリンHD社長に就任する磯崎功典氏、2014年撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 12日 ロイター] - キリンホールディングス <2503.T>は12日、2015年12月期の連結営業利益が前年比2.1%増の1170億円になるとの見通しを発表した。3期ぶりの増益計画。

注力する基幹ブランド「一番搾り」で伸長を見込むほか、プリン体ゼロなどの機能系も拡大を期待している。

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト14人の営業利益予測平均値は1276億円。

連結売上高は同3.4%増の2兆2700円の見通し。2014年は6.0%減と大きく落ち込んだ国内ビール類飲料(ビール、発泡酒、新ジャンル)の販売数量は、0.4%増と増加を狙う。昨年12月には、キャンペーンの効果もあり、最注力ブランド「一番搾り」が14%増と大きく伸びたこともあり、この勢いを15年につなげたい考え。

14年12月期の連結売上高は前年比2.6%減の2兆1957億円、営業利益は同19.8%減の1145億円と大きく落ち込んだ。

(清水律子)

ロイター
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