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ドル1カ月ぶり120円台に上昇、ユーロは持ち直す=NY市場

2015年02月12日(木)07時34分

 2月11日、米金利の上昇を好感しドルが買われ、1カ月ぶりに120円台を回復した。昨年12月、大台に乗せた際、都内の外為取引会社で撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 11日のニューヨーク外為市場ではドルが対円で続伸し、1月5日以来の高値をつけた。一方、ユーロはギリシャ債務問題を話し合うユーロ圏財務相会合が開かれる中、一時下押ししたが、終盤はドルやポンドに対して持ち直した。

ドル/円は120円の大台に乗せ、終盤は0.7%高の120.23円で取引されている。

10日にベンチマークの米10年債利回りが2%台に上昇したことでドルが買われた。リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は同日、6月利上げについて「魅力的な選択」と述べ、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁も、経済状況は金利正常化を考える時期に「より近づいている」との認識を示した。

ユーロ/ドル終盤の取引で0.1%安の1.1302ドルとなっている。またユーロ/ポンドはほぼ横ばいの0.7413ポンド。一時7年ぶり安値水準を更新していた。

ギリシャのバルファキス財務相は11日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で財政緊縮を伴わない策を求め、債務再編計画を提案したと伝えられた。一方、ユーログループのデイセルブルム議長は会合前に、ギリシャに関する結論が出るとは想定していないと語り、ユーロは一時押し下げられていた。

ユーロ/ドルは今週100ポイント以内の狭いレンジでの動きが続いているが、市場にはギリシャ問題以外に注目する見方もある。FXCM(ニューヨーク)のDailyFX.com部門通貨アナリスト、クリストファー・ベッキオ氏は「たまりすぎたユーロの売り持ちポジションと、おおまかにみて改善しているユーロ圏経済指標は、ユーロの下落基調にブレーキをかけている」との見方を示した。

ドル/円    終値   120.43/45

始値   119.80/81

前営業日終値   119.40/46

ユーロ/ドル  終値   1.1331/36

始値   1.1316/17

前営業日終値   1.1317/19

ロイター
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