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ギリシャ協議は一歩一歩前進、11日に結論出ない=会合議長

2015年02月12日(木)01時52分

 2月11日、ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長は、ギリシャ問題をめぐりこの日の会合で結論は出ないとの見方を示した。写真はダボスで1月撮影(2015年 ロイター/Ruben Sprich)

[ブリュッセル 11日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は11日、ギリシャ問題をめぐりこの日に行われるユーロ圏財務相会合では何も結論は出ないとの見方を示した。

同議長は記者団に対し、「今日の会合で結果が出るとは予想していない。今回は協議の開始にあたり、来週16日には再度ユーロ圏財務相会合が開かれる。一歩一歩前進していきたい」と述べた。

ギリシャのバルファキス財務相は今回のユーロ圏財務相会合で、現在のギリシャ支援策が2月28日に期限を迎えた後、新政権がどのように対応していくか、公式の場で初めて説明する。

デイセルブルム議長は、ギリシャが改革路線を維持することが重要となるとの考えを示し、どのような条件の下でこうした路線を維持していくかが議論の焦点となると述べた。

ロイター
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