11月24日、米医薬品大手メルクは、ニューリンク・ジェネティクスが開発するエボラ出血熱の未承認ワクチンの全世界における商権を獲得したと発表した。写真はメルクの看板、2012年3月撮影(2014年 ロイター/Alex Domanski)
[24日 ロイター] - 米医薬品大手メルク
メルクはニューリンクに5000万ドルを支払う。また将来的には、特定の市場での販売額に応じてロイヤルティを追加で支払う。
メルクはこのワクチンの開発を引き継ぎ、来年には大規模な後期臨床試験に着手する。順調に進めばワクチンの大量生産が可能になる。
今年になって死者が5400人を超えたエボラ出血熱の問題では、医薬品業界で試験ワクチンの開発や生産の競争が激化している。メルクのライバル企業のグラクソスミスクライン