

[19日 ロイター] - <為替> 欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、ユーロが対ドルで11年ぶりの安値から持ち直した。ECBは22日開催の理事会で量的緩和(QE)策を発表すると広く見込まれているが、規模や買い入れ対象などの制度設計をめぐっては不透明感が強い。アナリストはECBの発表が期待外れに終われば、ユーロにはショートカバーの買いが出るだろうと指摘している。
デンマーク中央銀行の利下げを受けて、同国のクローネ相場は対ユーロで7.4370クローネに下落した。ECBが本格的なQEに乗り出せばユーロ安が長引く見通しであるため、市場ではデンマークがクローネの対ユーロペッグ制を廃止するとの観測も一部で浮上している。
<ロンドン株式市場> 3営業日続伸して取引を終えた。テスコなど小売りの値上がりが目立った。
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和に踏み切る場合、加盟国間でリスクを共有するよう求めたことを受け、ロンドン市場は午後、上げ幅が拡大した。
<欧州株式市場> 3日続伸。一時7年ぶり高値を更新した。イタリアの銀行株が買われたほか、前週急落していたスイス株にも買い戻しが入った。
欧州中央銀行(ECB)が今週22日の理事会で国債買い入れを決定するとの期待から「投資家らが先買いに走っている」(ホーバート・キャピタルのジャスティン・ハック氏)という。
イタリアの組合銀行の株価が急伸。政府が計画する改革で、各株主に保有比率に関係なく1議決権を付与する規則が撤廃される可能性がある。ポポラーレ・ミラノ、バンカ・ポポラーレ・デレミリア・ロマーニャ、バンコ・ポポラーレ、UBIが軒並み8─14%値上がりした。
<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)が今週の理事会で量的緩和(QE)策を発表するとの観測を背景に、総じて利回りが低下した。ドイツのメディアは、ドラギ総裁が先週、メルケル独首相と会談した際、QE計画の詳細について説明したと報じている。
イタリア、スペインの10年債利回りはそれぞれ1.62%、1.47%に低下し、いずれも過去最低を更新。独10年債利回りも3ベーシスポイント(bp)低下の0.38%と、前週末につけた過去最低に並んだ。
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