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[ベルリン 10日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事は10日、欧州が債務危機から脱却するには統合を強化する以外の道はないとの考えを示した。
同専務理事は、欧州諸国の実質的な経済指標は他の先進国と比べて良好に推移しているものの、債務危機は欧州周辺国の政治危機に発展したと指摘。また、ユーロ加盟国が債務水準の是正を行わなかった場合、ユーロ圏の債務の域内総生産(GDP)に対する比率は2020年に120%に達すると警告した。
同専務理事は、ユーロ圏経済のぜい弱性は2012年初旬まで続く恐れがあるとの見方を示したものの、ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥るリスクがあると警告するには時期尚早だと述べた。
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