イタリアは財政赤字削減のため「断固たる措置」が必要＝ＩＭＦ

　［ワシントン　１２日　ロイター］　国際通貨基金（ＩＭＦ）はイタリアに対し、財政赤字の対国内総生産（ＧＤＰ）比率を２０１２年までに３％以下に引き下げるため「断固たる措置」を取るよう求めた。

　ＩＭＦは、イタリア経済に関する年次レビューの中で、イタリア経済は回復しているが、公的債務は依然として高水準にあり、成長が抑えられる可能性があると指摘。

　２０１１年の経済成長率見通しについては、２０１０年の１．３％を下回る１．０％にとどまるとの見通しを示した。