[ブリュッセル 7日 ロイター] 欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)は7日、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)によるアイルランド支援パッケージの融資金利引き下げは理にかなっているとの見解を示した。
レーン委員は記者団に対し「EU・IMFによる救済プログラムにおける融資金利は、モラルハザードではなく、債務の持続性をめぐる評価によって決定されるべきというのが欧州委の見解だ」とし、「そのため、アイルランドへの融資金利がギリシャやポルトガルの金利と同様、引き下げられることが理にかなっていると考える」と述べた。
また、融資金利の引き下げは欧州理事会で、すべての加盟国による全会一致の決定が必要になると述べた。
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