[フランクフルト 7日 ロイター] ドイツ銀行協会(BDB)のシュミッツ会長は7日、ギリシャの債務問題解決について、民間債権者は最終手段としてのみ関与すべきであり、そうした状況にはまだ至っていない、との考えを示した。
会長は声明で、「債務問題の克服とギリシャの欧州連合(EU)加盟継続は誰にとっても利益になる」とする一方、「民間債権者の関与は、すべての向きにとって維持可能な解決策の一環としてのみ実現し得る。そうした状況にはまだ至っていない」と述べた。
ギリシャの債務再編は、いかなるものでも自発的な形でしか起こり得ないとし、「同国債務償還の延長は潜在的な解決策となり得るが、それによってギリシャが種々の責任から逃れることにはなり得ない」とした。
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