韓国、外為デリバティブ取引の調査対象銀行を拡大へ

　［ソウル　５日　ロイター］　韓国銀行（中央銀行）と韓国記入監督院（ＦＳＳ）は５日、銀行の外為デリバティブ取引に関する調査の対象を拡大すると発表した。

　中銀とＦＳＳは共同声明で、１１月１５─２３日に実施予定の調査について、どの金融機関が対象になるかを今後決定することを明らかにした。　

　関係筋によると、国内銀行あるいは外資系銀行の支店計８カ所が為替デリバティブ取引について調査を受けたか、もしくは現在調査が行われている。

　関係筋がロイターに明らかにしたところによると、今後さらに２行に対する調査が行われる。

　また、中銀関係筋によると、ＨＳＢＣおよびシティバンクの支店に対する調査が行われる。