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時価総額45億ドルのMagic Leapが拓くミックス・リアリティの世界 スマホは不要になるのか?
Googleグラスの再来
Magic Leapが出願した特許関連書類によると、Magic LeapはGoogleグラスのようなメガネ型ウエアラブルコンピューターを開発中のようだ。
Googleグラスと違って、メガネは腰に装着するスマートフォン大のデバイスとケーブルでつながっている。またメガネと連動させることで身の回りのものを入力装置に変えてしまうというものらしい。
書類には用途の例も提案されている。例えば、入院中の患者がMagic Leapのメガネを装着することで、病室の壁にハワイの景色が投影されたりする。道路工事の作業員が装着すると、道路がゲームのステージになり、単純な作業を繰り返せば得点が上がるゲームに変えることができる、などなど。
実はこういった用途は、Googleグラスが話題になったときにも議論されたことがある。つまりMagic Leapは、Googleグラスの改良版のようなものなのだろうか。
技術、コンテンツが凄い
Googleグラスのようなメガネ型ウエアラブルデバイスと比べて、技術的に何がどう凄いのだろうか。
当然ながら技術的なことはあまり明らかになっていない。米誌Wiredの記事によると、他社のMR(ミックス・リアリティ)メガネでは、ガラスの表面にナノレベルの隆起があり、メガネのフレーム部分に設置された光源から出た光のビームがガラスの隆起部分に当って屈折。2つに分かれてユーザーの目に届く。ところがMagic Leapのメガネは、ビームを直接ユーザーの目に当てる仕組みなのだとか。
この仕組みの違いによって、他社のMRメガネは、遠くに物があるように見えても、実際のイメージは目の前1、2センチのところに映し出される。目の焦点は近くのままなのに、遠くに見えているように錯覚させるわけだ。この状態を一定時間以上続けると、身体的に違和感を感じるようになるらしい。
一方でMagic Leapは、遠くにあるように見える映像を見るときの目の焦点は遠くにあり、近くに見える映像のときの焦点は近くにある。このため違和感を感じることが少ないのだとか。
またMagic Leapのメガネを体験した人によると、他社のMRメガネに比べ映し出されるイメージが非常にきれいなのだという。
ハードウェア的にも優れているようだが、Magic Leapのもう一つの強みは、バーチャルな画像、映像のクオリティにあるようだ。
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