最新記事

キャリア

ひとり黙々と仕事がしたいあなたへ:チームワークを成功させる方法

2017年5月31日(水)19時37分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

・自分の仕事を小分けにし、定期的に休憩を取りましょう。休憩時間を同僚とコミュニケーションする時間に充てるのです。Eメールや内線でコンタクトをとってもいいでしょう。

・仕事に集中しているときに同僚から話しかけられたら、「今、急ぎの仕事があるから、あとでコーヒーでも一緒に飲みながら話そう」とあとで話す約束をしましょう。ただし同僚も急いでいるときは、「あとで」とは言わずにすぐに対応すること!

・同僚とはなるべく仕事の話をするようにしましょう。「先週問題のあったあのクライアントはどうなったの?」などと質問し、同僚の仕事に興味をもっていることを示すとよい印象をもたれます。

2 あなた自身の要求:ときどき静かな時間が欲しい。

「外向型人間」の同僚の要求:ときどき同僚と話がしたい。

対処法:通常勤務の日でもイベントがある日でも、同僚とコミュニケーションする時間を必ず1日の予定に組みこみましょう。同様にひとりで仕事をしたり、休憩したりする時間も予定に入れましょう。

具体策:
・職場は「舞台」であると思ってください。舞台では演じなくてはなりません。だからときどき「舞台」を去って休憩することが必要です。昼休みに散歩したり、トイレで一息ついたりして、気持ちを落ち着けましょう。

・ときどき同僚とランチを食べましょう。大勢で食べるのではなく、2、3人で食べるのがいいでしょう。その時間を利用して同僚の話を聴くのです。

・研修やイベント中(スピーチや講義中)に休憩をしましょう。話を聴いているだけの時間を心を落ち着ける時間にするのです。

・チーム内にある目に見えないルールを見つけ出しましょう。どういったコミュニケーションが求められているのかを探るのです。それがわかったら、できるだけそれにしたがいましょう。

・あまり大事でない活動には参加しない勇気をもちましょう。たとえば、ばたばたと走り回ったイベントのあとの飲み会などは断ることです。一度断っても、エネルギーがあるときにその埋め合わせをすればいいのです。イベントが何日も続く場合は、1日目の飲み会には参加しなくても2日目は参加するというふうに工夫すればいいのです。

・楽しいことを自ら企画し、同僚をそれに誘いましょう(たとえば、新しくオープンしたカフェにみんなで行く、同僚の誕生日にみんなでプレゼントをするなど)。

3 あなた自身の要求:人と話すより仕事をしていたい。

「外向型人間」の同僚の要求:コミュニケーションをとおして同僚のことをもっと知りたい、成果を確認したい。

対処法:同僚とは効率よくコミュニケーションをはかる。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

三井住友FG、欧州で5500億円融資ファンド 米ベ

ワールド

シリア外相・国防相がプーチン氏と会談、国防や経済協

ビジネス

円安進行、何人かの委員が「物価上振れにつながりやす

ワールド

ロシア・ガスプロム、26年の中核利益は7%増の38
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者・野村泰紀に聞いた「ファンダメンタルなもの」への情熱
  • 2
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 3
    ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これまでで最も希望が持てる」
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    「何度でも見ちゃう...」ビリー・アイリッシュ、自身…
  • 8
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 9
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 10
    なぜ人は「過去の失敗」ばかり覚えているのか?――老…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 9
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 10
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中