結果、睡眠不足による免疫系の調節機能の低下(慢性的な炎症をもたらす)が後年にメンタルの不調を招く一因と考えられることが分かった。

ただし要因はほかにもありそうだ。今回は「炎症マーカーに現れる免疫系(の異常)に的を絞った」が、それは決定的な要因ではないと、モラレスムニョスは本誌に話した。今後は脳の発達に及ぼす影響を重点的に探りたいという。

精神疾患の発症にはトラウマや環境要因なども関わっているが、幼少期の睡眠不足と発症リスクの関連性が示されたことは大きな意味を持つ。

睡眠不足の解消で精神疾患の発症を完全に防ぐことはできなくとも、「幸い睡眠習慣は改善できることが分かっている」から、それについては「親が対処できる」と、モラレスムニョスは言う。

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