すべての子どもたちが自信と楽しさをもって学習できる環境を提供したい

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先生のための活用支援サイトも存在する

「まるぐランド for School」は、近づきやすさを意味する"アクセシビリティ"を意識したサービスだ。ウェブの神様とも言われるティム・バーナーズ=リーの「アクセシビリティは、障がいのある人のためではなく、すべての人にとってのもの」という考え方をヒントに、社内提案制度へ応募された企画がその原点となっている。

「読み書きが不得意な児童は授業についていけないため、実力を発揮しきれず、高学年に差し掛かったときに自己肯定感を大きく損なった状態に陥ってしまうという課題が指摘されています。こうした課題に対して、個々の読み書きスキルや認知特性に合わせる学習とともに、『解ける!』という自信と楽しさを児童にもたせる学習環境を作りたいという考えから『まるぐランド』の開発、提供へと至りました」と、阿部氏は語る。

2021年の品川区での実証実験を経て、2023年には複数の自治体での採択、活用が進んでおり、「まるぐランド for School」での学習支援の場は順調に増えている。

SDGsのゴール4「質の高い教育をみんなに」はすべての人々に公正かつ質の高い教育機会を促進するという目標を掲げている。学習において障がいの有無にかかわらず、多様な困りを抱えている子ども達のためのベネッセの取り組みは、まさにこの目標に合致するものであろう。加えて今後の日本では、外国籍の子どもたちが増えていくことが予想されるため、これからはより幅広い特性の子どもたちの存在を視野に入れた教育プログラムが必要になるかもしれない。

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