最悪の日には、感情と思考を分けると霧が晴れて問題解決能力も向上する
5 Ways to Bounce Back From a Horrible Day
人とのつながりに助けてもらう
惨めな時は、周囲を遠ざけ、ひとりで沈みがち。そんな気持ちは振り切って、気のおけない友人をお茶を誘うか、メールを送ってみたほうがおそらく気が晴れる。
友人にも詳しく説明する気になれないなら、匿名で秘密を共有できるサイト「Post Secret」の投稿や、同じような悩みをもつ人のブログを読んでみる。自分はひとりじゃないことがわかる。ほかの人も皆、日々似たような経験をしているのだ。
誰かを助けてみよう
人助けとは、人を助けることで自分も救われる「ウィン・ウィン」だ。
身の回りのことでいい。新人のインターンに何かを教えてあげたり、近所に住むお年寄りの荷物を持ってあげたり、前から気になっていた慈善団体に寄付をしてみる。人助けになるばかりか、自分中心の世界と距離を置いて「最悪の一日」を客観的に見られるようになるかもしれない。
思いやりの姿勢は、成功につながるカギでもある。他の人の成功を後押しする度量は、あなたの評価が上がることや「なくてはならない存在」になることにつながる。だから、同僚の力になれる方法を探そう。もっと心を込めてメールの返信を書こう。頼られる存在になろう。
自分を甘やかしすぎない
何もかもがうまくいかなかった1日の後には、自分を甘やかしたくなる。しかしこのタイミングはまずい。甘えがついつい度を越しまう危険が大きいからだ。
自分へのご褒美だと甘いものを食べ過ぎたり、予算をはるかにオーバーする300ドルの靴を買ってしまったり。その瞬間はワクワクするかもしれないが、クレジットカードの請求書が届けば罪悪感にさいなまれ、ますます自己嫌悪に陥ってしまう。
最悪な気分の時は、うわべだけの癒しを求めずに、自分が抱いた感情から何を学べるのかを自問自答してほしい。そして、自分を変えるべく取り組んでみよう。
どっぷりと落ち込んでしまったら、誰にでも最悪の日はあることを思い出そう。散々な日があったからといって、人間として、あるいはビジネスパーソンとしての価値が下がるわけではない。広い視野とちょっとした秘訣が、「立ち直る力」を与えてくれるはずだ。
By Melody Wilding of The Muse