最新記事
BOOKS

【読書感想文の書き方】小学生のタイパUP! 効率よく論理的に書けるハーバードで150年伝わる作文法

2024年8月2日(金)15時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

オレオ公式で読書記録を書く

みなさんも、本を読んでいる間に浮かんだ考えや感情を大切にし、その理由を振り返る習慣をつけましょう。これも、オレオ(OREO)公式を活用して次のように書くことができます。

〈例〉
Opinion(意見・主張/以下「O」) : 私は『〇〇〇』という本を読みました。
Reason(理由・根拠/以下「R」): この本を選んだ理由は、~~~~~だからです。
Example(具体例/以下「E」) : この本を読んで、〇〇の部分や△△ の部分で、こうした考えや、感想を持ちました。
Opinion(意見・主張/以下「O」): この本を読んで、〇〇という考えを持ちました。

読書が終わったら、毎回、自分に対してこんなことを質問してみてください。
「この本を友達にすすめたいか?」
「すすめるなら誰にすすめる?」
「なぜすすめたいのか?」
「気に入ったフレーズや文章はあった?」
いかがですか? 答えが浮かんできたら、それもオレオ公式で書いてみましょう。書き終わったら、立派な読書感想記録になっています。

〈例〉
O : 私はこの本を、~~している友達にすすめたいです。
R : なぜならば、この本が~~~で、~~~だからです。
E : たとえば、この本に~~~という内容が登場します。
O : だから、~~している友達がこの本を読んで、~~してくれたらいいなと思います。

本の内容に合わせて質問のバリエーションを変えると、文章が面白くなります。
「その本を読んで学んだことは何?」
この質問に対して、オレオ公式を使って作文してみます。

〈例〉
O : この本から学んだことをひとつ取り上げるなら、~~~ということです。
R : 私が、そのことを選んだ理由は~~~だからです。
E : たとえば、この本に~~~という内容が登場します。
O : この本で学んだことを生かして、これから~~~するつもりです。

newsweekjp_20240730053702.png

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

エアバス、受注数で6年ぶりボーイング下回る可能性=

ワールド

EU、27年までのロシア産ガス輸入全面停止へ前進 

ワールド

アングル:中東ファンドがワーナー買収に異例の相乗り

ワールド

タイ・カンボジア紛争、トランプ氏が停戦復活へ電話す
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキング」でトップ5に入ったのはどこ?
  • 3
    トランプの面目丸つぶれ...タイ・カンボジアで戦線拡大、そもそもの「停戦合意」の効果にも疑問符
  • 4
    中国の著名エコノミストが警告、過度の景気刺激が「…
  • 5
    死者は900人超、被災者は数百万人...アジア各地を襲…
  • 6
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的、と元イタリア…
  • 7
    「韓国のアマゾン」クーパン、国民の6割相当の大規模情…
  • 8
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 9
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 10
    イギリスは「監視」、日本は「記録」...防犯カメラの…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中