世界の一流大学に日本の「普通の高校生」が入れるウラ技とは? 『トランスファー』で夢を叶えよう
東大よりもオックスフォードなど世界の名門大学へ入るほうが実は簡単? iStockphoto - RyanKing999
いい大学に入るにはどうすればいいか。海外進学のエキスパート・山内勇樹さんは「海外進学という手がある。特別に頭がいい子やお金持ちである必要はない。熾烈な受験戦争に挑まなくても、世界のトップ校に入れる裏技がある」という――。
東大よりも世界のトップ校に入る方が簡単
「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は、大学の世界ランキングを長年発表している機関です。その最新のランキングで、世界のトップ大学について、具体的に学校名を見ていきましょう。
2023年のランキングでは、次のような学校が並んでいます。
『やりたいことが見つからなければ留学しなさい。』より
このように10位中、7校がアメリカ、3校がイギリスとなっています。トップ100に入る日本の学校は、39位の東京大学と68位の京都大学の2校だけです。
(※ ☆は私の生徒達で合格が出ている大学です。データには、大学院、ビジネススクールなども含みますが、正規留学にあたらない語学留学、エクステンションへの留学は除きます)
私の元からこのようなトップ校に入った生徒さんたちは、飛び抜けて優秀だったり、人より飛び抜けて意欲があった、というわけではありません。悪い意味ではなく、どこにでもいる一般的な高校生、つまり「普通」の子です。しかし卒業後はそうではありません。海外生活と有名校での勉学を経て、相当な力をつけて卒業し、社会へ羽ばたいています。
これから本稿では、「東大、京大の合格よりも、留学で世界の大学ランキングトップ100以内の学校に入れる可能性のほうがずっと高い」理由についてお話しします。