最新記事

ビューティー

30代男性が急速に「オジサン化」するのはなぜ? やりがちな3大悪習慣とは

2021年3月15日(月)12時45分
堀江義明(美容皮膚科医、産業医)*PRESIDENT Onlineからの転載

※写真はイメージです sunabesyou - iStockphoto


見た目を若々しく保つにはどうすればいいのか。『男は見た目が9割 美容皮膚科医が教える嫌われない男の美容大全』(アスコム)を出した美容皮膚科医の堀江義明氏は「30代半ばから年齢よりも若く見える人と、オジサン化していく人の差が大きくなる。3つの生活習慣を見直してほしい」という――。

「オジサン」判定される原因は、年齢ではなく「見た目」

あなたは、実際の年齢より「若く見える」でしょうか。それとも、「老けて見える」でしょうか。「自分は若く見えるはず」と思っている人は多いかもしれませんが、実は他人からの評価は真逆だったりします。

まだまだ若いと思っているのは自分だけで、友人・知人や職場の同僚などからみたら、「残念なオジサン」だと思われているケースは多いのです。

あなたの「オジサン度」をチェックするために、こちらの質問に答えてみてください。

1:顔は朝パッと洗うだけで、あとは何もしていない。
2:髪は自然乾燥で、ドライヤーは使わない。
3:汗をかいてもそのまま。ケアをしたことはない。

いかがでしょうか。当てはまるものが多い人は、見た目のケアが不足しているため、自分でも気が付かないうちに「残念なオジサン化」してしまっている可能性があります。

個人差はありますが、30代半ば頃から年齢よりも若く見える人と、どんどんオジサン化していく人との差が大きくなってきます。

では、若く見える人と、オジサン化していく人との差はどこにあるか――。私は美容皮膚科医として、これまでに1万人以上の患者さんと向き合ってきました。その経験から、オジサン認定の有無は、「肌」「髪」「ニオイ」の3つで決まるということに気づきました。

今回は拙著『男は見た目が9割 美容皮膚科医が教える嫌われない男の美容大全』より、オジサン化・三大要素の一つである、男性の肌についてお伝えします。

ケアは難しいことではない

若い頃は、顔を洗ったあと何もしなくても特に問題はなかったかもしれませんが、年齢とともに肌や皮脂の量も変化し、乾燥やシミ・シワ、たるみなどが生じてくるようになります。入浴後、髪が濡れたまま寝てしまうと、薄毛・抜け毛や頭皮のニオイの原因になります。

また、汗をかいたあときちんとケアをしないと、加齢とともに分泌される物質により、加齢臭やミドル脂臭など不快なニオイが発生してしまうこともあります。

もちろん、年齢による変化はやむを得ないものですが、きちんとケアをしながら受け入れていくことと、何もしないまま、ただ老化・劣化していくのでは、周りの印象は、まったく異なります。

シワやシミが目立つ肌、ベタついていたりフケや脂っぽいニオイがする髪、加齢臭など不快なニオイが漂う残念なダサいオジサンと思われてしまうのは、できれば避けたいですよね。

ここでいうケアとは、難しいことではありません。高い化粧品を使ったり、メンズエステに通ったりしなくても、日々の生活の中で少しずつ気を付けるだけで、若々しい肌や髪、オジサン臭のしない体を取り戻すことができます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ハマスが停戦違反と非難、ネタニヤフ首相 報復表明

ビジネス

ナイキ株5%高、アップルCEOが約300万ドル相当

ワールド

ゼレンスキー氏、和平案巡りトランプ氏との会談求める

ワールド

タイ・カンボジア両軍、停戦へ向け協議開始 27日に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足度100%の作品も、アジア作品が大躍進
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...どこでも魚を養殖できる岡山理科大学の好適環境水
  • 4
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者…
  • 5
    ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これま…
  • 6
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 7
    ゴキブリが大量発生、カニやロブスターが減少...観測…
  • 8
    ノルウェーの海岸で金属探知機が掘り当てた、1200年…
  • 9
    【投資信託】オルカンだけでいいの? 2025年の人気ラ…
  • 10
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 1
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 2
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 3
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 4
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 8
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 9
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦…
  • 10
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中