最新記事

BOOKS

努力と効果のコスパ最高──コミュニケーション術を学ぶならこの3冊

2021年9月8日(水)11時36分
flier編集部
オンライン会議

kokouu-iStock

<「会話をシンプルにする「重要思考」、好かれる人の習慣、論理的かつ感情的な話し方......コミュニケーション技術を学べるイチオシの3冊>

数多くの本を紹介し、またその内容を要約するサービスを展開している「flier」の編集部がオススメする「要約の達人が選ぶ、今月の編集部イチオシ!」コーナー。8月は「コミュニケーション」に焦点を当てた3冊を紹介する(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

◇ ◇ ◇

今回ピックアップしたのは、コミュニケーションの技術を教えてくれる本です。新年度が始まってはや4か月、なんだか思うように成果を出せていない方もいるかもしれません。そんなときは、コミュニケーションの見直しを。

コミュニケーションがうまくいけば、人間関係が円滑になり、仕事もより効率的に進んでいく――そう考えれば、コミュニケーションを学ぶのはコスパのいい投資です。ちょっぴり停滞気味のあなたも絶好調のあなたも、読んでおいて損はない3冊を集めました。

『一瞬で大切なことを伝える技術』

210904fl_ed02.jpg

著者:三谷宏治
出版社:三笠書房
flierで要約を読む

伝えたいことはあるのに、いざ話そうとするとうまくまとまらず、「結局、何が言いたいの?」「もう一回説明してもらえる?」と言われてしまう――そんなあなたには本書をおすすめします。

本書では、会話や議論を劇的にシンプルにする 「重要思考」が紹介されます。重要思考とは、言いたいことをはっきりさせる技術のこと。考えを頭の中でまとめるのにはもちろん、「伝える」「聴く」「伝え合う」ときにも使える、便利なツールです。

「マネジャーであるあなたが店舗スタッフから不満を訴える電話を受けたら」といった日常的な例を使って解説されているので、楽しく学べるはず!

『なぜか好かれる人がやっている 100の習慣』

210904fl_ed03.jpg

著者:藤本梨恵子
出版社:明日香出版社
flierで要約を読む

誰からも好かれるあの人。普通の人とどこが違うのだろう――本書は、そんな疑問に答えてくれる一冊です。

紹介される習慣は、相手と似ていることを示す、相手の気分がよくなる質問をする、うまく感情を表に出すなど、どれもシンプルで、ビジネスシーンでもプライベートでも使えるものばかり。「なんだ、そんなことだったのか!」と驚くかもしれません。

愛される人は、誰からも応援されて、仕事でも自然とステップアップしていくもの。まずはひとつ、本書で紹介される習慣を試してみませんか。コミュニケーションがぐっとスムースになること請け合いです。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米ミシガン大消費者調査、5年先インフレ予想4.1%

ワールド

米関税に「断固たる対抗措置」、中国国営TVが短文サ

ビジネス

米2月PCE価格+2.5%、予想と一致 スタグフレ

ワールド

米加首脳が電話会談、トランプ氏「生産的」 カーニー
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 4
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 5
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 6
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 7
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 8
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 9
    最悪失明...目の健康を脅かす「2型糖尿病」が若い世…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 7
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 8
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 9
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中