最新記事

社会法則

【まんが】少ない努力で大きな成果を出すのが、80対20の法則

インプットとアウトプットの不均衡な関係を解き明かした法則を、人生やビジネスに応用するために知っておきたいこと(2)

2016年1月15日(金)15時12分

「利益の80%は顧客の20%がもたらす」「仕事の成果の80%は費やした時間の20%から生まれる」――こんな法則について、聞いたことのある人は少なくないだろう。「80対20の法則」あるいは「パレートの法則」という名で知られ、驚きや実感とともに世界中で語り継がれてきた。

 だが、多くの人はこの法則を、なんとなく知ってはいても、理解はしていないのではないか。80対20の法則で大切なのは「世の中そんなもの」と達観することではなく、それを"使う"こと。リチャード・コッチによる『新版 人生を変える80対20の法則』(仁平和夫/高遠裕子訳、CCCメディアハウス)は、この法則を人生やビジネスに応用し、成功を導くためのいわば手引書だ。

 このたび、この世界的ロングセラーがオリジナルストーリーでコミック化されたのを機に、『まんがでわかる 人生を変える80対20の法則』(リチャード・コッチ原作、阪口ナオミ作画、CCCメディアハウス)の「プロローグ」と「第1章」から一部を抜粋し、5回に分けて掲載する。

<*下の画像をクリックするとAmazonのサイトに繋がります>


『まんがでわかる 人生を変える80対20の法則』
 リチャード・コッチ 原作
 阪口ナオミ 作画
 CCCメディアハウス


shin8020_115.jpg
『新版 人生を変える80対20の法則』
 リチャード・コッチ 著
 仁平和夫/高遠裕子 訳
 CCCメディアハウス

※第1回【まんが】80対20の法則は、実は使ってこそ価値がある はこちら

◇ ◇ ◇

天宮美礼(あまみや・みれい)「あ〜もうダメ! 全然、お客が来ないじゃないの」

(みどり)「そりゃ、そうだよ。この世界にはある法則があるんだ。それを無視してちゃ何だってうまくいくはずがない」

美礼「法則?」

「そうだよ。水が低いところに流れたり、地球が太陽の周りを回ったりしているじゃない? それと同じように、人間の経済活動にも法則があるの。その法則に従えば、すべてがうまくいく」

美礼「そんな法則あるはずないじゃない。あったら誰でも成功してお金持ちになって、苦労しないはず。子どもにはわからないわ。みんな成功しようと努力してる。でも成功者は、ほんの一握りなのよ」

「それは、この世界の法則を知らないからだよ。放物線の法則を知らない人が大砲の弾をいくら撃っても当たらないけど、知ってる人なら必ず当てることができる」

美礼「信じられないわ、そんな成功の法則があるなんて......」

80対20の法則とは

 80対20の法則は、あらゆる人、あらゆる組織、あらゆる団体、あらゆる形態の社会が、毎日の生活や仕事の中で利用することができ、また利用すべきものです。この法則を知っていれば、いままでよりはるかに少ない努力で、いままでよりはるかに大きな成果を上げることができるのです。

 個人の場合は、生活が豊かになり、生きる喜びが増します。企業や組織の場合は、利益が増え、効率が上がります。政府や自治体の場合でも、コストを下げながら、公共サービスを質・量ともに改善できるのです。

 この法則は、生活の面でも仕事の面でも効果が実証されています。本書は、この法則を実践した方の幸福と成功への最高の手引きとなり、現代社会のストレスを解消する手助けになることでしょう。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=総じて下落、イランとの協議巡る楽観論

ビジネス

FRB政策「良好な位置」、異例の局面に対応可能=N

ワールド

米、対キューバ政策に変更なし 制裁対象のロ船籍の燃

ビジネス

NY外為市場=円が対ドルで上昇、介入警戒感が下支え
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思われるドローンの攻撃を受け大炎上
  • 4
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 7
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中