コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

自動車のコモデティ化は防げるのか?

 製品の付加価値がなくなり、性能(スペック)によって機械的に価格が決められる、しかも技術革新によってその価格がドンドン下落する・・・エレクト

2009.11.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

映画 『THIS IS IT』 の奇跡

 アーティストがキャリアを全うせずに夭折した場合、最後の作品は未完で残されることがあります。絵画や彫刻などの「形あるもの」の場合は、未完の痛

2009.10.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ワールドシリーズと景気の関係

 元ヤンキース監督のジョー・トーレ氏の率いるドジャースとの対決でも面白かったのでしょうが、結果的に昨年の覇者フィリーズとの対戦というのは相手

2009.10.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの「補選」、分裂選挙の意味

 日本では、鳩山政権は相変わらず支持率が高いようです。何よりも、静岡も神奈川も参院の補選は民主党が取ったということがそれを証明しています。一

2009.10.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカ人に「新幹線」の運行は可能か?

 6月24日のエントリで「お粗末なアメリカの鉄道文化」というお話をしました。この時は、ワシントン郊外で起きた衝突事故の背景を探りながら、運行

2009.10.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

内向き社会ニッポンを「行ったり来たり」する

 今回1週間ほど日本に滞在して感じたのは、日本社会が極めて内向きになっているということです。まず感じるのが「海外」に関するイメージが街から消

2009.10.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

そもそも「先制核攻撃」は可能なのか?

 核兵器というのは大変に厄介な兵器です。例えば、先週末から議論されているものとして「核の先制不使用」という問題があります。では、そもそも「核

2009.10.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

自民党再生の条件

 短い期間ですが日本に来ています。それにしても、民主党新政権による政策変更のドラマの盛り上がりには驚きました。ニュースに占める国内政治の比率

2009.10.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

沈黙の継承と歴史認識

 この欄で告知をさせていただいたように、去る10月11日(日)、ロサンゼルスにて櫻井よしこさんとの公開対談に参加してきました。櫻井さんといえ

2009.10.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ヒロシマ・ナガサキ五輪? そんなにオバマの足を引っ張りたいのか?

 日本での「祝賀」報道とは裏腹に、9日に発表された「ノーベル平和賞」受賞のニュースは、アメリカ社会にとって、そしてオバマ大統領にとっても驚

2009.10.12
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドローン攻撃」、逃げ惑う従業員たち...映像公開
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 6
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 7
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 8
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 6
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 7
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 8
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 9
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 10
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中