コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

内紛続く米民主党、震源地はニューヨーク

<党内左派と穏健派が予算審議で対立、秋のニューヨーク市長選では現職と前州知事が対決?> 5月初旬には第2次トランプ政権が発足100日を迎えま

2025.03.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプが南米ギャング団幹部を国外追放、司法との対決に直面

<国外追放を無効にした判事を罷免しようとする政権を最高裁長官が厳しく批判> 1月に第2次トランプ政権が発足すると、米移民関税執行局(ICE)

2025.03.19
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株価下落、政権幹部不和......いきなり吹き始めたトランプへの逆風

<物価高の中の不況「スタグフレーション」という悪夢を市場はおそれ始めている> 就任以来のトランプ政権は、政府組織の急速なリストラに加えて、軍

2025.03.12
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施政方針演説で気を吐くトランプに、反転攻勢の契機がつかめない米民主党

<印象的だったのは極論に満ちたトランプの演説より、野党民主党の低調ぶり> 現地時間の3月4日(火)夜、トランプ米大統領は連邦の上下両院議会で

2025.03.06
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令和コメ騒動、日本の家庭で日本米が食べられなくなる?

<アメリカで販売されている日本産短粒米の価格は、日本のように高騰していない> 昨年の晩夏から、日本では急速にコメ不足が問題になってきています

2025.02.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ニューヨーク市長をめぐる裏切りのドラマがリアルタイムで進行中

<不法移民摘発でトランプと悪魔のディールを結んだアダムス市長に民主党が激怒> ニューヨークの民主党に激震が走っています。こともあろうに民主党

2025.02.19
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トランプの政策に日本の現状を重ねて共感するのは、とんだお門違い

<猛スピードの「政府効率化」や多様性政策の見直しなどは、日本の現状とかけ離れている> 第2次トランプ政権の動向は、日本では高い関心をもって受

2025.02.12
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石破首相は日米首脳会談でガザ難民受け入れ問題をスルーするべき

<この最悪のタイミングでガザ難民受け入れを表明すれば、アラブ圏全体を敵に回すことになる> アメリカ現地時間の今週4日、イスラエルのネタニヤフ

2025.02.06
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「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由

<一時は米AI関連株が一斉に売られるパニックの様相を呈したが、その衝撃はすぐに収まった> 中国のAIベンチャー「DeepSeek」は1月20

2025.01.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

驚きの大統領就任演説、インフレ退治を約束したトランプ

<トランプの掲げる政策は物価を上げる方向に作用するものばかりだが> 第2次トランプ政権の就任日は、怒涛のような数のニュースが押し寄せた一日で

2025.01.22
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
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2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

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