プレスリリース

部下を育成する上で不足していると感じるスキルは、「コーチングスキル」や「コミュニケーションスキル」!株式会社ウィンケストが「部下の育成に関する実態調査」を実施!

2024年11月21日(木)15時00分
企業向けに人材マネジメント研修等を提供する株式会社ウィンケスト(本社:神奈川県横浜市、代表者:白戸 三四郎)は、会社で部下の育成に携わる20代~50代の男女を対象に「部下の育成に関する実態調査」を実施しました。この調査結果から、企業の管理職層が部下育成に関して抱える課題などが明らかになりました

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_1.jpg
部下の育成イメージ

<背景>
昨今、変化の激しいビジネス環境の中で、企業の競争力を高めるためには、管理職の役割がますます重要視されています。その中でも業務管理だけではなく、部下の育成やチーム全体のスキル向上を支援する能力が、企業の成長に重要な要素となっているものと思われます。また、リモートワークを取りやめる企業が増える中、リモートワークの普及が一因とした従業員のエンゲージメント低下が、企業の課題となっています。管理職は、エンゲージメントの向上と、仕事へのモチベーション回復を図る方法を模索するなど、人材育成に関する多様な課題を抱えていると考えられます。
そこで、人材育成マネジメント研修や育成マネジメント書籍『上司の壁』など、研修サービス・書籍を提供する株式会社ウィンケストは、企業において部下の育成に携わっている方を対象に「部下の育成に関する実態調査」を実施しました。


<調査サマリー>
・部下育成で主に行っていることは、「目標設定」と「進捗管理」および「定期的な業務のフィードバック」
・部下ひとりひとりの特徴に応じた育成に課題を感じている人が多い
・部下に最も期待する成長や役割は「問題解決に向けて主体的に行動できるようになること」
・対話の技術である「コーチングスキル」「コミュニケーションスキル」が不足していると感じている人が多い
・3割以上の方がスキルに不足を感じるものの、それに対して何も施策を講じていない
・部下育成のために会社に求めるもので多いのは、「育成スキル向上のための研修」や時間確保のための「業務の見直し」

調査期間 :2024年10月31日~11月5日
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :企業で部下育成に携わっている 20代~50代の会社員男女
調査人数 :331名
モニター提供元:RCリサーチデータ


<部下育成で主に行っていることは、「目標設定」と「進捗管理」および「定期的な業務のフィードバック」>
まず、「部下の育成において、どのようなことを行っているか」を尋ねる設問への回答では「業務のフィードバックを定期的に行う」が60.4%と最も多く、次いで多い回答が「目標設定や進捗管理のサポート」で55.6%という形になりました。この結果から、部下の育成としては主に、目標設定と進捗管理、および定期的な業務のフィードバックを行っている方が多い、ということが明らかになりました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_2.png
図1

<部下ひとりひとりの特徴に応じた育成に課題を感じている人が多い>
次に「部下の育成において、課題に感じているものは何か」を問う設問の回答では1位が「部下のモチベーションを維持することが難しい」で45.9.%、2位が「個々の成長スピードに合わせた対応が難しい」で42.3%という結果になりました。この結果から部下ひとりひとり異なる特徴に対応した育成に課題を感じている方が多いことがわかりました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_3.png
図2

<部下に最も期待する成長や役割は「問題解決に向けて主体的に行動できるようになること」>
続いて、「育成する部下に、どのような成長や役割を期待しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「主体的に問題解決に向けて行動している」で54.1%、2位が「一人で仕事を完結できるようになっている」で47.4%、3位が「モチベーションを維持し、困難にも積極的にチャレンジしている」で44.4%という結果になりました。この結果から、部下には業務能力と高いモチベーションを持ち、主体性を発揮して業務を完遂できるようになってほしい、と考えている方が多いことが明らかになりました。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_4.png
図3

<対話の技術である「コーチングスキル」「コミュニケーションスキル」が不足していると感じている人が多い>
また、「部下を育成する上で、どのようなスキルが不足していると感じるか」を尋ねる設問の回答では、1位が「コーチングスキル」で34.4%、2位が「コミュニケーションスキル」で32.9%という形となりました。いずれも対話におけるスキルが上位を占め、部下の本音も含めて聞き、対話を通じて育成を図るスキルが不足している、と感じている方が多いことがわかりました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_5.png
図4

<3割以上の方がスキルに不足を感じるものの、それに対して何も施策を講じていない>
次に、「部下を育成する上で、不足していると感じるスキルに対して自分でどのようなことを行っているか」を問う設問では、1位が「特にない」で32.0%、2位が「専門書やビジネス書を読んでいる」で28.1%、3位が「メンターや上司に相談している」で24.8%となりました。この結果から、スキルの不足を感じるものの、3割以上の方はそれに対して何も施策を講じていない、という事実が判明しました。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_6.png
図5

<部下育成のために会社に求めるもので多いのは、「育成スキル向上のための研修」や時間確保のための「業務の見直し」>
調査の最後、「部下を育成する上で、勤め先に支援として求めるものは何か」を尋ねる設問への回答で多かったのは、1位が同率で「社内での育成スキル向上研修の充実」と「部下育成にかける時間を確保できるよう業務の見直し」で35.1%、2位が「育成に関するマニュアルやガイドラインの提供」で27.8%、3位が「外部研修やセミナーへの参加機会の充実」で27.5%という結果になりました。ここでは知見や基準の提供や時間の確保など、部下育成のため多様な支援を求める声があがりました。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_7.png
図6

<まとめ>
今回の調査により、部下を持つ会社員が部下育成で主に行っていることは、「目標設定」と「進捗管理」および「定期的な業務のフィードバック」であり、部下ひとりひとりの特徴に応じた育成に課題を感じている人が多いことがわかりました。また、部下に最も期待する成長や役割は「問題解決に向けて主体的に行動できるようになること」であり、部下育成において対話の技術である「コーチグスキル」「コミュニケーションスキル」が自身に不足していると感じている人が多いことが明らかになりました。
また、3割以上の方がこうしたスキルに不足を感じるものの、それに対して何も施策を講じておらず、部下育成のために勤め先には「育成スキル向上のための研修」や時間確保のための「業務の見直し」を求めている方が多いことがわかりました。


<調査実施会社>
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/417156/LL_img_417156_8.png
株式会社ウィンケスト
所在地 : 〒227-0055
神奈川県横浜市青葉区つつじが丘2-1 コートヒルズ青葉台A308
代表取締役: 白戸 三四郎
事業内容 : 企業研修、セミナー講師養成、セミナーコンテンツの販売・制作、
原稿執筆
URL : https://www.winquest.jp/index.html

株式会社ウィンケストでは、企業様を対象に人材マネジメント研修等を提供しております。企業が研修を行なう最終的な目的は「現場で結果が出る」ことであり、研修で大切なことは「転移」が起きることです。「研修転移」とは、研修参加者が現場に戻ってから研修で得た学びを使って自分を継続的に切磋琢磨するための知識やマインド、具体的行動などを持ち帰っていただくことを指します。株式会社ウィンケストでは「ソクラテス式学習メソッド(R)」という手法を用いて、結果の出る企業研修を行います。
詳細は以下のURLをご覧ください。

株式会社ウィンケスト:企業研修サービス
URL: https://winquest.jp/kigyou.html


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

韓国政府「市場安定に向け無制限の流動性を注入」、ウ

ワールド

ネタニヤフ氏、停戦は戦争終結でないと警告 イスラエ

ワールド

ウクライナ、新型国産ミサイルの試験実施 西側への依

ワールド

ヒズボラ停戦合意崩壊ならレバノン自体を標的、イスラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦
特集:サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦
2024年12月10日号(12/ 3発売)

地域から地球を救う11のチャレンジと、JO1のメンバーが語る「環境のためできること」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康体の40代男性が突然「心筋梗塞」に...マラソンや筋トレなどハードトレーニングをする人が「陥るワナ」とは
  • 2
    NewJeansの契約解除はミン・ヒジンの指示? 投資説など次々と明るみにされた元代表の疑惑
  • 3
    NATO、ウクライナに「10万人の平和維持部隊」派遣計画──ロシア情報機関
  • 4
    スーパー台風が連続襲来...フィリピンの苦難、被災者…
  • 5
    シリア反政府勢力がロシア製の貴重なパーンツィリ防…
  • 6
    なぜジョージアでは「努力」という言葉がないのか?.…
  • 7
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 8
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 9
    「92種類のミネラル含む」シーモス TikTokで健康効…
  • 10
    赤字は3億ドルに...サンフランシスコから名物「ケー…
  • 1
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 2
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていたのか?
  • 3
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式トレーニング「ラッキング」とは何か?
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で…
  • 6
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 7
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 8
    黒煙が夜空にとめどなく...ロシアのミサイル工場がウ…
  • 9
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合…
  • 10
    バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きず…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中