コラム
取材記者の妄言多謝 西谷 格

西谷 格

(にしたに・ただす)
ライター。1981年、神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。地方紙「新潟日報」記者を経てフリーランスとして活動。2009年に上海に移住、2015年まで現地から中国の現状をレポートした。著書に『ルポ 中国「潜入バイト」日記』 (小学館新書)、『ルポ デジタルチャイナ体験記』(PHP新書)など。

取材記者の妄言多謝 西谷 格

週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった

<中居正広・フジテレビ問題に関して、週刊文春が「訂正」を出した。「フジ社員の関与」の有無について誤りがあったというのだが、該当記事を丁寧に読

2025.01.30
取材記者の妄言多謝 西谷 格

中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法

<長時間に及んだフジテレビの記者会見で、幹部たちは「中居正広は何をしたのか」という核心部分への明言を意図的に避けた。それは結果的に真相を覆い

2025.01.28
取材記者の妄言多謝 西谷 格

「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由

<松本人志が代理人を通じて「会見拒否」の態度を表明した。訴訟取り下げによって性加害への疑念と今回の対応への疑問はかえって深まっており、このま

2024.11.19
取材記者の妄言多謝 西谷 格

深圳日本人学校の男児殺害に日本はもっと怒るべきだ

<深圳日本人学校に通っていた日本人の男子児童が殺害された。日本政府は「誠に遺憾」と述べ、中国政府は「どの国でも起こりえる」と主張しているが、

2024.09.20
取材記者の妄言多謝 西谷 格

結婚して分かった「選択的夫婦別姓」の必要性と男尊女卑が続く日本社会

<自民党総裁選に伴い浮上してきた「選択的夫婦別姓制度」に関する議論。戦前に作られた男性優位の「家制度」が問題の根底にあるが、家制度の基づく「

2024.09.13
取材記者の妄言多謝 西谷 格

日本人学校バス襲撃 死亡した中国人女性を「美談」として語ることの危うさ

<事件の犠牲となったバス案内係の中国人女性、胡友平さんは中国では英雄扱いされ、日本でも美談のように語られている。だが、事件に関するニュースソ

2024.07.06
取材記者の妄言多謝 西谷 格

新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

<東京・西新宿のタワーマンションで起きた刺殺事件。「結婚資金」として女性に約2000万円を渡していたと主張する加害者にネット上では「同情の声

2024.05.10
取材記者の妄言多謝 西谷 格

松本人志「性加害疑惑の真相」を11パターン想定してみる

<松本人志が週刊文春の発行元に対し、訴訟を起こした。こうしたなか「週刊誌はウソを書いても雑誌が売れるから儲かる」という言説が広まっているが、

2024.01.23
取材記者の妄言多謝 西谷 格

松本人志を自分の「家族」と見なす人々への違和感

<週刊文春が報じた「松本人志の性加害疑惑」が世の中を賑わせている。ネット上ではさまざまな誤解や偏見もあるが、最大の問題は多くの人が松本人志を

2024.01.13
取材記者の妄言多謝 西谷 格

周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私たちにあるのだろうか?

<「香港の民主の女神」と呼ばれた周庭(アグネス・チョウ)さんの無事が確認され、現在はカナダに留学していることが分かった。安堵はするものの、か

2023.12.04
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特集:ウクライナが停戦する日
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2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

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