コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

支持低下のBLMは何を間違えたか──公民権運動との決定的な違い

・アメリカではBLMへの支持が減っており、とりわけ白人の支持低下が目立つ。 ・白人の間でBLM支持が低下した背景には、暴動などの過激化だけ

2021.04.27
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

欧米のアジア系ヘイトを外交に利用する中国──「人権」をめぐる宣伝戦

・アメリカとの対立を背景に、中国の英字メディアはアメリカの人権問題を盛んに報じている。 ・中国メディアが強調するアメリカの「二枚舌」は、途

2021.04.07
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

日本人がヘイト被害にあうリスク──データにみる他のアジア系との比較

・アメリカでこの1年間に発生した、アジア系に対するヘイトクライムは3795件にのぼった ・被害者の40%以上が中国系で、長期滞在者を含む日

2021.03.23
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

なぜ11歳の男の子は斬首されたか──アフリカ南部に広がる「資源の呪い」

・アフリカ南部のモザンビークでは天然ガスの開発が進むにつれ、海外企業がこれまでになく投資を進めている ・その一方で、この国では従来ほとんど

2021.03.19
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

マグロ値上がりの危機?──アフリカ新興海賊の脅威

・日本は大西洋一帯から、国内で消費する本マグロの約1/4を仕入れている ・その大西洋の一角にあたるギニア湾では海賊が増えており、とりわけ全

2021.03.12
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

トルコで広がるウイグル狩り──中国の「ワクチンを送らない」圧力とは

・中国で弾圧され、国外に逃れたウイグル人を最も多く受け入れているのは、民族的に近いトルコである ・しかし、トルコでは最近、亡命ウイグル人の

2021.03.05
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「水泳をしない生徒は国家を分断させる」──フランスで進むイスラーム規制

・フランスではイスラームへの規制がこれまでになく強化されている ・そこには、イスラームの普及が国家分裂につながるという警戒感がある ・これ

2021.02.18
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ミャンマー軍政を揺るがすミルクティー同盟──反独裁で連帯するアジアの若者たち

・ミャンマーにおけるデモ弾圧の激化は、それだけ抗議活動が拡大し、軍事政権がゆさぶられていることの裏返しである ・抗議活動の中心にいる若者は

2021.02.12
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「アラブの春」から10年──民主化の「成功国」チュニジアに広がる幻滅

・チュニジアは10年前、中東・北アフリカ一帯に広がった「アラブの春」の成功例として語られてきた ・しかし、ロックダウンへの反発をきっかけに

2021.02.02
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

スー・チー拘束でも国際社会がミャンマー政変を「クーデター」と認めたくない理由

・各国にはミャンマーのクーデターを「クーデター」と認めたくない事情がある ・制裁がミャンマーを中国側に押しやることになるからだ ・しかし、

2021.02.01
MAGAZINE
特集:サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦
特集:サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦
2024年12月10日号(12/ 3発売)

地域から地球を救う11のチャレンジと、JO1のメンバーが語る「環境のためできること」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康体の40代男性が突然「心筋梗塞」に...マラソンや筋トレなどハードトレーニングをする人が「陥るワナ」とは
  • 2
    NewJeansの契約解除はミン・ヒジンの指示? 投資説など次々と明るみにされた元代表の疑惑
  • 3
    NATO、ウクライナに「10万人の平和維持部隊」派遣計画──ロシア情報機関
  • 4
    スーパー台風が連続襲来...フィリピンの苦難、被災者…
  • 5
    シリア反政府勢力がロシア製の貴重なパーンツィリ防…
  • 6
    なぜジョージアでは「努力」という言葉がないのか?.…
  • 7
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 8
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 9
    「92種類のミネラル含む」シーモス TikTokで健康効…
  • 10
    赤字は3億ドルに...サンフランシスコから名物「ケー…
  • 1
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 2
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていたのか?
  • 3
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式トレーニング「ラッキング」とは何か?
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で…
  • 6
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 7
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 8
    黒煙が夜空にとめどなく...ロシアのミサイル工場がウ…
  • 9
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合…
  • 10
    バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きず…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中