深読みしても無駄? 究極的に変な映画、森田芳光『家族ゲーム』は実験とエンタメの融合作
この頃、自主制作映画出身の監督は、現場でかなりいじめられていたとよく耳にした。たたき上げからすれば、いい気になるなよとの感覚があったとしても当然だ。ならば5作目とはいえまだまだ新参の森田が、これだけ意味不明なシーンを、現場でプロのキャストとスタッフたちにどのように説明したのだろう。これがいちばん不思議だ。撮影は職人肌の前田米造。指示される演出プランに、それは映画の文法ではないと拒絶しなかったのか。メインキャストは松田優作に伊丹十三と最強のうるさ型。この2人だって納得できない演出に応じるとは思えない。
生前の森田とは面識はない。だから作品を観ただけの結論だが、監督としての説得力が圧倒的なのだろう。ある意味でカリスマだ。だからこそアバンギャルドな演出が可能になった。実験的な要素と商業的なエンタメが見事に融合した作品だ。
『家族ゲーム』(1983年)
監督/森田芳光
出演/松田優作、伊丹十三、由紀さおり、宮川一朗太
<本誌2021年9月21日号掲載>
『私は確信する』が教える「確信」することの危うさ 2025.12.24
『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画『エルカミーノ』がすごい理由 2025.12.06
ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者』にがっかり......彼のミューズをなぜ軽視? 2025.11.14
『エリン・ブロコビッチ』が描いたカリフォルニアの公害と水俣病の共通点と相違点 2025.10.09
-
東京「税務マネージャー」 世界5大会計事務所/外資クライアントメイン/フレックス・在宅勤
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/港区虎ノ門/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
会計税務スタッフ「経験者・外資顧客」「全国どこからでもフルリモート可能/フレックス」
RSM汐留パートナーズ株式会社
- 東京都
- 年収450万円~700万円
- 正社員
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員






