深読みしても無駄? 究極的に変な映画、森田芳光『家族ゲーム』は実験とエンタメの融合作
この頃、自主制作映画出身の監督は、現場でかなりいじめられていたとよく耳にした。たたき上げからすれば、いい気になるなよとの感覚があったとしても当然だ。ならば5作目とはいえまだまだ新参の森田が、これだけ意味不明なシーンを、現場でプロのキャストとスタッフたちにどのように説明したのだろう。これがいちばん不思議だ。撮影は職人肌の前田米造。指示される演出プランに、それは映画の文法ではないと拒絶しなかったのか。メインキャストは松田優作に伊丹十三と最強のうるさ型。この2人だって納得できない演出に応じるとは思えない。
生前の森田とは面識はない。だから作品を観ただけの結論だが、監督としての説得力が圧倒的なのだろう。ある意味でカリスマだ。だからこそアバンギャルドな演出が可能になった。実験的な要素と商業的なエンタメが見事に融合した作品だ。
『家族ゲーム』(1983年)
監督/森田芳光
出演/松田優作、伊丹十三、由紀さおり、宮川一朗太
<本誌2021年9月21日号掲載>
数々の名監督を生んだイランの現状にもやもやしながら『シンプル・アクシデント/偶然』を観る 2026.03.25
『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントにして 2026.03.11
脚本・監督も主演2人も素晴らしい......僕の大切な『オアシス』は奇跡を見せてくれる 2026.02.11
大評判作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が感じさせるアメリカの「反復力」 2026.01.29
-
外資系製薬企業におけるメディカルライティング業務担当/未経験可・賞与最大4ヶ月・年休126日
株式会社ワールドインテック
- 東京都
- 月給21万円~51万3,000円
- 正社員
-
人事マネージャー候補/外資系大手オンラインメディア企業
株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 東京都
- 年収750万円~950万円
- 正社員
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
通訳コーディネーター/外資系クライアントを担当いただきます/未経験OK/20代30代活躍中/若手のキャリアアップ応援
株式会社コングレ・グローバルコミュニケーションズ
- 東京都
- 月給28万3,500円~36万9,500円
- 正社員






