コラム

<3分解説>大阪万博「建築許可」一番乗りのチェコ共和国...ロボットの語源、チェコ語の原義は?

2023年10月17日(火)09時25分

景勝地

プラハ歴史地区(世界遺産)

231005czr_g12.jpg

プラハの街並み(写真AC)

リトミシュル城(世界遺産)

著名人

べドルジハ・スメタナ(1824~1884年)...音楽家。交響詩『わが祖国』などで知られ、チェコの「国民音楽の父」として敬慕される。2024年で生誕200年

アントニン・ドヴォルザーク(1841~1904年)...音楽家。最後に手掛けた『交響曲第9番』は4楽章から成り『新世界より』の名で知られる

レオシュ・ヤナーチェク(1854~1920年)...音楽家。代表作『シンフォニエッタ』は村上春樹の小説『1Q84』にも登場

フランツ・カフカ(1883~1924年)...作家。代表作『変身』『審判』『城』

ヨーゼフ・シュンペーター(1883~1950年)...経済学者。チェコ東部のモラヴィア出身。イノベーションの理論を提唱、確立

カレル・チャペック(1890~1938年)...劇作家。代表作『R.U.R』はロボットという言葉を世に知らしめた作品

トリビア

 これだけ知っていれば"通"気分

●2021年の「国別一人当たりビール消費量」が1位、1993年から29年連続で首位キープ(キリンビール調べ)

●ロボットという言葉は、「強制労働」を意味するチェコ語「robota」と、「労働者」を意味するスロバキア語「robotonik」を掛け合わせた造語とされ、カレル・チャペックの戯曲『R.U.R』に「人造人間」として登場したのが初出とされる

姉妹都市

自治体名:群馬県 高崎市
提携自治体名:プルゼニ
提携年:1990年
概要・経緯:プルゼニ市にあるピルスナーウルケル社とキリンビール高崎工場が姉妹工場のため

自治体名:群馬県 草津町
提携自治体名:カルロビ・ヴァリ
提携年:1992年
概要・経緯:西ドイツの医学者ベルツ博士が草津温泉を研究、その効能の高さを世界的名湯・カルルスバード(カルロビ・ヴァリ)と並び称した縁

自治体名:群馬県 みなかみ町
提携自治体名:ウフェルスキー・ブロット
提携年:1995年
概要・経緯:ピルスナー職人を招くなどして交流

自治体名:京都府 京都市
提携自治体名:プラハ
提携年:1996年
概要・経緯:1960年代以降、プラハ側からたびたびのラブコールを受け、盟約調印

※数値や史実は外務省ホームページ「国・地域>基礎データ」に準拠、「過去の万博」は過去の開催概要の記載・説明に準拠

プロフィール

くらふと

主に小中高生向けに異文化理解や世界の諸問題に関するワークショップなどの活動を行う東京外国語大学のボランティアサークル。(協力:南龍太)
Instagram:@tufs_kraft
X:@TUFS_KRAFT

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ローマ教皇フランシスコに最後の別れ、大聖堂に弔問の

ビジネス

米、自動運転車の安全規則を一部緩和へ 中国に対抗と

ビジネス

デンソー、今期営業益30.1%増の過去最高予想 市

ビジネス

ドイツ、25年はゼロ成長と予測 米関税による混乱が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは?【最新研究】
  • 2
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 3
    日本の10代女子の多くが「子どもは欲しくない」と考えるのはなぜか
  • 4
    トランプ政権の悪評が直撃、各国がアメリカへの渡航…
  • 5
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 6
    【クイズ】世界で最もヒットした「日本のアニメ映画…
  • 7
    アメリカ鉄鋼産業の復活へ...鍵はトランプ関税ではな…
  • 8
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 9
    欧州をなじった口でインドを絶賛...バンスの頭には中…
  • 10
    「地球外生命体の最強証拠」? 惑星K2-18bで発見「生…
  • 1
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 2
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 8
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はど…
  • 9
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 10
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story