コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

バイデンの米大統領選「勝利」は、日本経済にプラスかマイナスか

<バイデン政権の誕生は日本経済にどのような影響を与え、トランプ政権の経済政策からどう変化するのか?> 米大統領選の投票が終了した。現状ではジ

2020.11.11
経済ニュース超解説 加谷珪一

「中国・デジタル人民元は失敗する」と願望で分析しては、日本が危ない

<実現間近になった中国によるドル覇権への挑戦を、(特に日本が)甘く見てはいけない理由> 中国が「デジタル人民元」の大規模な実証実験を開始した

2020.11.05
経済ニュース超解説 加谷珪一

大量失業時代、自助・共助・公助のお題目は「政府の無策」の隠れみの

<菅首相は「自助・共助・公助」を掲げるが、現実は負担を自助・共助に押し付けるばかりで、まともな公助はない> コロナ危機で多くの労働者が仕事を

2020.10.28
経済ニュース超解説 加谷珪一

返済が一生終わらない......日本を押しつぶす住宅ローン問題の元凶は?

<住宅ローンを完済する予定の平均年齢は73歳。完済年齢の上限を引き上げれば老後破産が増加するリスクが> 住宅ローンを完済する平均年齢が大幅に

2020.10.21
経済ニュース超解説 加谷珪一

NTTのドコモTOB、「菅首相」よりはるかに重大な「動機」とは?

<携帯電話料金の引き下げを求める菅政権への対応という見方もできるが、もっと切迫した理由がある> NTTが子会社のNTTドコモを4兆円の資金を

2020.10.14
経済ニュース超解説 加谷珪一

日産を見捨て、GMを選んだホンダが「正しい」理由

<政府が主導した日産との経営統合を拒否したとされるホンダが見据える自動車業界の未来像とは> ホンダが自前主義から決別し、米ゼネラル・モーター

2020.10.07
経済ニュース超解説 加谷珪一

「消費減税」論者は注目すべし 菅首相の通話料値下げで分かること

<菅首相が求める携帯電話料金の値下げ。この施策が消費減税のシミュレーションになり得る理由とは> 菅義偉首相が携帯電話会社に対して通信料金の引

2020.10.01
経済ニュース超解説 加谷珪一

「スガノミクス」を侮るな 注目すべき独自路線の大きな可能性とリスク

<菅首相が掲げる経済政策は、単なるアベノミクスの継承ではない。大きな成果が期待できるが、リスクも大きい> 菅義偉前官房長官が新首相に選出され

2020.09.24
経済ニュース超解説 加谷珪一

3人に1人が貯蓄300万円未満 老後の経済問題は今後さらに深刻化する

<還暦世代の貯蓄額は、2000万円に届かない人の割合が6割超え。そこに年金受給額の減額が追い討ちをかける> 今年、還暦を迎える日本人の約3割

2020.09.16
経済ニュース超解説 加谷珪一

極めて合理的な政策だったアベノミクス──不発だったのは誰のせい?

<想定どおりに実施されていれば効果を発揮したはず。なぜ変質したのか、なぜ変節は許されたのか> 安倍晋三首相が辞任を表明したことで、政権の目玉

2020.09.09
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 3
    トランプ政権の悪評が直撃、各国がアメリカへの渡航勧告を強化
  • 4
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 5
    アメリカ鉄鋼産業の復活へ...鍵はトランプ関税ではな…
  • 6
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 7
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 8
    関税ショックのベトナムすらアメリカ寄りに...南シナ…
  • 9
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 10
    ロケット弾直撃で次々に爆発、ロシア軍ヘリ4機が「破…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 8
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 9
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 10
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中