コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

霞が関が支配する日本の行政、シンクタンクに存在意義はない?

<アメリカでは絶大な力をふるう民間の政策集団であるシンクタンク。では日本のシンクタンクはどうか。その知られざる役割と限界を明かす。本誌「シン

2019.11.12
外交官の万華鏡 河東哲夫

安定の安倍政権が「最終章」で求められる必達事項は

<肝入りの政策は実現困難かもしれないがそれ以外にも課題は山積> 歴代最長の在任期間が見えてきた安倍政権も、任期はいよいよ残り2年を切った。こ

2019.11.06
外交官の万華鏡 河東哲夫

「こわもて」プーチンに下手に出ても日本はナメられるだけ

<西側の「差別」に見切りをつけたプーチン、ただその脆弱な経済は大国意識を支えられない> 2年ぶりにロシアを訪れた。ソ連崩壊後の混乱と自信喪失

2019.10.23
外交官の万華鏡 河東哲夫

「就活ばかり」日本の若者が世界に取り残される

<欧米のミレニアル世代がグローバルな課題に声を上げるなかで日本は「ガラパゴス」> この頃の世界を見ていると、何か新しいものがやって来るという

2019.10.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチンの国ロシアの「ざんねんな」正体

<独裁者が君臨するこわもてロシアの素顔は実は「ずっこけ」――この国に振り回されず、うまく付き合う方法は?> ロシアと言うとすぐ「おそロシア」

2019.10.03
外交官の万華鏡 河東哲夫

アメリカの肉食系企業が株主第一主義を悔い改める訳

<米国版経団連の社長たちが突然「改心」したのは、2020年大統領選で批判の的にされるのを防ぐため> ディズニーの映画『ライオン・キング』では

2019.09.12
外交官の万華鏡 河東哲夫

北方領土問題を解決する気がないプーチンに、日本はどう向き合うべきか

<実は足元が揺らぐ「剛腕」プーチンに、ウラジオストクの日ロ首脳会談で安倍首相は何を持ち掛ければいいか> 9月4日からウラジオストクで恒例の「

2019.08.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

アングロサクソンモデルの黄昏──「対米従属」日本が打つべき次の一手は

岡崎久彦という外交官兼戦略家がいて、この人は「日本はアングロサクソンについていけば間違いない」ということを口癖にしていた。自分も大筋はその通

2019.08.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

アメリカと中国を天秤に掛ければいいのか? 日和見で日本が失う自由と民主主義

<強すぎる国家が人間の権利と民主主義を踏みにじることを現代の日本人は知らない> 訳知り顔に言う人がいる。「この頃の米中対立は追い上げられたア

2019.08.13
外交官の万華鏡 河東哲夫

日米安保をトランプが破棄しない理由──日米にとって安保は「お得」な条約だ

<「不公平な日米安保条約は破棄してもいい」発言は衝撃的だったが、2つの事実を冷静に心得えておくべきだ> トランプ米大統領はちゃぶ台返しで有名

2019.07.08
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 2
    ワニに襲われ女性が死亡...カヌー転覆後に水中へ引きずり込まれる
  • 3
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。2位は「身を乗り出す」。では、1位は?
  • 4
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 5
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 6
    世紀の派手婚も、ベゾスにとっては普通の家庭がスニ…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    あり?なし? 夫の目の前で共演者と...スカーレット…
  • 10
    ワニに襲われた直後の「現場映像」に緊張走る...捜索…
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 5
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 6
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 7
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 8
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 9
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 10
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中