ならばどうしたらいい? 

政党は政策で集票しろ、選挙の運動員は純正のボランティアだけにしろ、と言うのも酷な話だ。それでは政党たるに十分な数の議員は確保できない。当選するのは、まとまりのないポピュリストばかりになってしまう。

政治は古来、表と裏のあるもの。しかし1人1票の近代民主主義において、裏は社会全体に及ぶ。国民の過半が支持した安倍政権が実は裏の力で支えられていたという、社会全体のモラルハザードが生じている。

戦争マシンとして誕生した近代の国家は、オーバーホールや抜本的なモデルチェンジをするべき時なのだ。そもそも「国家」は要るのか? 今の国家で残しておくべき機能は何か。それを民主的に管理していくには、どうしたらいいか。そこに、人工知能(AI)をどう使えるか──他の民主主義諸国と共に、抜本的に考えていくべき時だろう。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます