コラム

本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

「敵をぶった斬る」式極論の深すぎる罪

<過激に、強く、味方からみれば批判的な言葉を使って、相手の主張を小気味よくぶった斬っていく――こんなに分かりやすい「敵」がいると名指しされれ

2022.07.30
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

ノーベル賞受賞者が言ったから、イベルメクチンを「盲信」していいのか?

<「新型コロナの特効薬」としては既に懐疑的な見方が広がっているイベルメクチン。しかしこの抗寄生虫薬を強力に推す本が売れ続けている。編者は薬の

2022.06.14
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

オリバー・ストーンの甘すぎるプーチンインタビューと、その重すぎる代償

<映画監督のオリバー・ストーンがロシアのプーチン大統領にインタビューした映像作品がウクライナ侵攻後、広く見られている。これはその書き起こし版

2022.05.23
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

元駐ウクライナ大使、大いに陰謀論を語る

<元外務省キャリア官僚、元駐ウクライナ大使が陰謀論を語る......日本の安全保障、外交について一抹どころではない不安を覚えた> 今回のダメ

2022.04.12
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

自画自賛する「コロナの女王」本にサイエンスはあるか?

<楽観的な専門家に対比して未曽有の危機に立ち向かい、リスクを取ってメディアで発言する岡田晴恵氏の姿がヒロイックに描かれるばかり――そこにサイ

2022.03.17
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

「派閥愛」を語りたがる岸田首相にビジョンはあるか

<支持率(だけ)は好調な岸田内閣。当初の「隠れ安倍政権」という批判は的外れで、むしろ派閥の力学を熟知したしたたかさが目に付くが、トップとして

2022.02.15
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

サッカー日本代表の森保監督に刺さる8年前の「ブーメラン」

<ついにワールドカップイヤーを迎え、1月27日にアジア最終予選の中国戦が迫るサッカー日本代表。序盤の絶体絶命の状況こそ何とか脱したが、その後

2022.01.18
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

「予知夢」が当たったと思うのは......脳のメカニズムの副作用

<2011年の東日本大震災を予言していたと話題になり、絶版のため中古市場で10万円以上の値が付いていた「夢日記」漫画の復刻版が40万部の大ヒ

2021.12.14
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

反ワクチン本の驚くべき「テキトー」さ

<日本でコロナワクチン接種は順調に進んだが、反ワクチン本ビジネスもそれなりに盛り上がった。その代表作の1つ『コロナワクチンの恐ろしさ』の驚く

2021.11.16
本好きに捧げる ホメない書評 石戸 諭

この本の売れ行きは、高市早苗の「次」を示唆している

<先の自民党総裁選で大きな注目を集めた高市早苗。この本の内容そしてセールスは、安倍晋三元首相の後継者として彼女が「次」のステータスに王手を掛

2021.10.19
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

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