- HOME
- コラム
- デジタル権威主義とネット世論操作
- SNSで燃え上がる【偽・誤情報の拡散】...カギと…
SNSで燃え上がる【偽・誤情報の拡散】...カギとなる対抗する力とは?
攻撃側であるロシアや中国は戦略的に「市民」の力を利用してきた
市民の力はプラスにもマイナスにも作用する。多種多様な市民がおり、一定の方向に向けて集まれば、それは大きな力となる。
攻撃側であるロシアや中国などは戦略的に市民の力を利用してきた。
たとえば欧米の極右の多くはロシアに共感を持っている他、QAnonなどの陰謀論グループも中露と相互に情報拡散を行っている。直接の関係はわずかだが、ネット上で発信した内容を相互に増幅し合うなどしている。
ターゲットの国にいる市民の利用には正体を隠して実行できるというメリットの他に、相手国政府の対処が難しいというメリットもある。
たとえは、多くの偽・誤情報やデジタル影響工作の専門家は、「ロシアなどが狙ってくるのは、もともと相手国の中にあった問題ですよね?」と訊ねると、「その通り」と答える。
「それでは、根本的な対策は国内問題の解決ですね」というと答えられない。
皮肉なことに多くの民主主義国は漏れなく深刻な国内問題を抱えており、その問題の解決は難しいうえ、下手な解決策を提案しようものなら多くの市民の反発を招きかねないのだ。
移民問題、経済格差、人種差別など国内の火種は山ほどある。相手国の中にいるこうした不満分子の市民を焚きつけて火種を燃え上がらせる方法に対して、相手国ができるのは対症療法までに留まる。
さらに、多くの国では海外からの干渉に対応する省庁と、国内の問題に対処する省庁が異なっており、連携して動きにくいという事情もある。
相手国の市民の利用は攻撃側からみるといいことずくめのため、これからも今後も積極的に利用してくることは間違いない。
世界に広がる虚無主義的暴力過激派(NVE)...ポスト・イデオロギー時代の新たな脅威 2026.01.25
顔も位置もDNAも把握される――米国で現実化する「SF級監視国家」 2026.01.03
静かに進む「デジタル植民地化」──なぜ日本はデジタル主権を語らないのか 2025.11.28
アメリカのサイバー戦略はなぜ失敗したのか──中国が築く「閉鎖ネット」と地政学的優位 2025.10.23
認知戦で狙われているのは誰なのか?──影響工作の本当の標的 2025.09.03
民主主義をむしばむ「ハイブリッド脅威」──今そこにある見えない戦争 2025.07.25
「AIファクトチェック」はもはや幻想? 非常時に裏切るチャットボットの正体 2025.07.08
-
大手外資系コンサルをサポートする「秘書」20代~40代活躍中
株式会社アグロスコンサルティング
- 東京都
- 月給30万円~35万円
- 正社員
-
「レセプション「企業受付」スタッフ」 外資世界的大手グローバル金融企業オフィス内/ホスピタリティ経験×英語力が活かせる
コンパスグループ・ジャパン株式会社
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
グローバル展開のフードロス削減アプリ「提案営業」外資系×SDGs
Too Good To Go Japan株式会社
- 東京都
- 年収400万円~600万円
- 正社員
-
海外営業/26年1月以降入社 外資系SaaSプロダクトのカスタマーサクセス/研修あり/資格取得支援
アディッシュ株式会社
- 東京都
- 年収300万円~400万円
- 正社員






