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日米2プラス2の共同発表、中国が「言いがかり」と批判 

2024年07月29日(月)18時29分

日米両政府が外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後に公表した共同発表について、中国外務省は29日、海洋問題を巡って中国を「誤って非難」するとともに、中国の通常の軍事開発と防衛政策をなじっていると主張した。写真は28日に都内で会見するブリンケン米国務長官(左)と上川外相(2024年 ロイター/Issei Kato)

[北京 29日 ロイター] - 日米両政府が外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後に公表した共同発表について、中国外務省は29日、海洋問題を巡って中国を「誤って非難」するとともに、中国の通常の軍事開発と防衛政策をなじっていると主張した。

日米は、南シナ海や東シナ海における中国の「挑発的」行動、ロシアとの合同軍事演習、核兵器の急速な拡大を批判。

28日の2プラス2では、自衛隊と在日米軍の指揮・統制枠組み向上に向け、在日米軍を「統合軍司令部」として再構成する考えが示された。

中国外務省の林剣報道官は定例記者会見で「海洋問題で中国を悪意を持って攻撃し、信用を失墜させ、中国の通常の軍事開発と国防政策について無責任な発言をした」と強調。

「中国の脅威を誇張し、地域の緊張を悪意を持って推測していることに、強い不満を抱いている」と語った。

ロイター
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