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ウクライナ、独の「パトリオット」3基目受領 防空能力倍増へ

2024年07月06日(土)04時22分

ウクライナは5日、ドイツから3基目となる地対空ミサイル「パトリオット」が到着したと発表した。2023年7月撮影(2024年 ロイター/Ints Kalnins)

[キーウ 5日 ロイター] - ウクライナは5日、ドイツから3基目となる地対空ミサイル「パトリオット」が到着したと発表した。

ゼレンスキー大統領はドイツの決定に謝意を示した上で、「われわれは防空能力を倍増させるという課題を自らに課しており、今日がその始まりとなる」と表明。地元当局者との会合でも「約束通り、夏の間に防空能力を倍増させる必要がある」と述べた。

米国務省高官は2日、来週の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ウクライナが要請している防空システムの増強を巡り、何らかの新たな対応が発表されるとの見方を示した。

ゼレンスキー大統領はこれまで、ウクライナは自国防衛のために少なくともあと7基のパトリオットを必要としており、同盟国にパトリオットを入手するよう強く要請していた。

ロイター
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