ニュース速報
ワールド

ロ支配下ルガンスクで2回の夜間攻撃、ウクライナ側は公式発表せず

2024年05月28日(火)09時42分

ロシアが支配するウクライナ東部のルガンスクで、ウクライナによるミサイル攻撃で火災が発生したとロシア側の当局者が27日、明らかにした。26日撮影(2024年 ロイター/Sofiia Gatilova)

[28日 ロイター] - ロシアが支配するウクライナ東部のルガンスク市で夜間に2回の攻撃があり、火災が発生したもようだ。ロシア側が明らかにした。

ウクライナ側は公式コメントを出していない。

ロシア側当局者のレオニド・パセチニク氏は、27日午後9時(日本時間28日午前3時)ごろにあった最初の攻撃ではクラスター(集束)弾が使われたと主張。ロシアのタス通信は救急隊の話として、負傷者が出ていると報じている。

ウクライナメディアやブロガーは市内の大規模な火災の様子だとする写真を投稿している。

2回目の攻撃は28日午前0時にあり、ロシア外務省のロディオン・ミロシュニク特別大使はテレグラムに「1回目のミサイル攻撃の被害に救急隊が対処している場所へ攻撃が繰り返された可能性を排除できない」と投稿した。

ウクライナメディアは、2回目の攻撃の標的は飛行場だとしている。

ロイターは戦況のほか、使用された武器などについて独自に確認できていない。

ウクライナ軍はルガンスクとその周辺地域で、過去数週間の間に主に燃料貯蔵庫を標的に少なくとも3回の攻撃を実施している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国人民銀総裁、株式市場への違法な資金流入をけん制

ワールド

中国当局が「子ども持つ不安」巡り調査、人口減受け妊

ビジネス

午前の日経平均は反発、円安や米ダウ高で 上値は重い

ビジネス

国内超長期債、30年金利2.5%程度が上乗せ購入の
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
2024年10月22日号(10/16発売)

米大統領選を揺るがす「オクトーバー・サプライズ」。最後に勝つのはハリスか? トランプか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くその正体
  • 3
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせる作戦か、戦争でタガが外れたのか
  • 4
    裁判沙汰になった300年前の沈没船、残骸発見→最新調…
  • 5
    ナチス・ドイツの遺物が屋根裏部屋に眠っていた...そ…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    シドニー・スウィーニーの最新SNS投稿が大反響! 可…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    北朝鮮を訪問したプーチン、金正恩の隣で「ものすご…
  • 10
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明かす意外な死の真相
  • 4
    『シビル・ウォー』のテーマはアメリカの分断だと思…
  • 5
    「メーガン・マークルのよう」...キャサリン妃の動画…
  • 6
    「メーガン妃のスタッフいじめ」を最初に報じたイギ…
  • 7
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 8
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くそ…
  • 9
    ビタミンD、マルチビタミン、マグネシウム...サプリ…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中