ニュース速報

ワールド

ロシア黒海艦隊司令官を「殺害」、先週の攻撃で=ウクライナ特殊部隊

2023年09月26日(火)00時06分

ウクライナ特殊作戦部隊は25日、南部クリミアのセバストポリ(写真)にあるロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃で、同艦隊のビクトル・ソコロフ司令官が死亡したと発表した。13日撮影。提供写真(2023年 ロイター/BlackSky/Handout via REUTERS)

[キーウ 25日 ロイター] - ウクライナ特殊作戦部隊は25日、南部クリミアのセバストポリにあるロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃で、同艦隊のビクトル・ソコロフ司令官が死亡したと発表した。

ロシア国防省はソコロフ司令官の死亡を巡るロイターの取材に対し、今のところ応答していない。

ウクライナ軍はロシアが2014年に一方的に「併合」したクリミアのほか黒海周辺への攻撃を強めており、22日にロシア黒海艦隊司令部の攻撃に成功したと表明。ロシア国防省は同司令部が少なくとも1発のウクライナ軍のミサイル攻撃を受け、軍人1人が行方不明になっていると発表していた。

ウクライナ特殊作戦部隊はこの日「ロシア黒海艦隊司令部に対する攻撃で同艦隊の司令官を含む34人の将校が死亡した。このほか105人の軍人が負傷した。司令部の建物は復旧できない状態にある」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。

ウクライナ特殊作戦部隊が死傷者の数をどのようにして確認したのかは現時点で分かっていない。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ゴラン高原に攻撃、12人死亡 イスラエルがヒズボラ

ワールド

ガザ中部の学校空爆、少なくとも30人死亡 負傷者1

ビジネス

米石油・ガス掘削リグ稼働数、7月は22年11月以来

ビジネス

中国工業部門企業利益、6月は前年比+3.6%に加速
MAGAZINE
特集:トランプ暗殺未遂
特集:トランプ暗殺未遂
2024年7月30日号(7/23発売)

前アメリカ大統領をかすめた銃弾が11月の大統領選挙と次の世界秩序に与えた衝撃

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    免疫低下や癌リスクも...化学物質PFAS、手洗いなどで「肌から」体内に入り得ることが実験で明らかに
  • 2
    トランプ前大統領、選挙演説での「異様な容貌」に支持者の怒りが殺到...「メイク担当者をクビにしろ!」
  • 3
    「50代半ばから本番」...女性が健康的に年齢を重ねるための「最新研究」
  • 4
    トランプが、娘から露骨に顔を背けて「完全無視」...…
  • 5
    「習慣化の鬼」の朝日新聞記者が独学を続けられる理…
  • 6
    中国の「オーバーツーリズム」は桁違い...「万里の長…
  • 7
    キャサリン妃の「目が泳ぐ」...ジル・バイデン大統領…
  • 8
    BTS・BLACKPINK不在でK-POPは冬の時代へ? アルバム…
  • 9
    歯を磨くべきでない「3つの意外なタイミング」とは?…
  • 10
    カマラ・ハリスがトランプにとって手ごわい敵である5…
  • 1
    正式指名されたトランプでも...カメラが捉えた妻メラニアにキス「避けられる」瞬間 直前には手を取り合う姿も
  • 2
    すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを入れてしまった母親の後悔 「息子は毎晩お風呂で...」
  • 3
    月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」、今も生きている可能性
  • 4
    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…
  • 5
    「習慣化の鬼」の朝日新聞記者が独学を続けられる理…
  • 6
    【夏休み】お金を使わないのに、時間をつぶせる! 子…
  • 7
    「失った戦車は3000台超」ロシアの戦車枯渇、旧ソ連…
  • 8
    「宇宙で最もひどい場所」はここ
  • 9
    BTS・BLACKPINK不在でK-POPは冬の時代へ? アルバム…
  • 10
    カマラ・ハリスがトランプにとって手ごわい敵である5…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ウクライナ南部ヘルソン、「ロシア軍陣地」を襲った猛烈な「森林火災」の炎...逃げ惑う兵士たちの映像
  • 3
    ウクライナ水上ドローン、ロシア国内の「黒海艦隊」基地に突撃...猛烈な「迎撃」受ける緊迫「海戦」映像
  • 4
    正式指名されたトランプでも...カメラが捉えた妻メラ…
  • 5
    ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい…
  • 6
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 7
    すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを…
  • 8
    月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」…
  • 9
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 10
    「どちらが王妃?」...カミラ王妃の妹が「そっくり過…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中