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米下院議長、バイデン大統領弾劾調査の可能性示唆

米共和党のマッカーシー下院議長は25日、バイデン大統領と家族について調査している議会委員会に必要な情報を政権側が提供しなければ、バイデン氏に対する弾劾調査を開始する可能性があると述べた。写真は独立記念日の花火を見るバイデン大統領と家族。ワシントンで7月4日撮影。(2023年 ロイター/Julia Nikhinson/File Photo)
[ワシントン 25日 ロイター] - 米共和党のマッカーシー下院議長は25日、バイデン大統領と家族について調査している議会委員会に必要な情報を政権側が提供しなければ、バイデン氏に対する弾劾調査を開始する可能性があると述べた。
金銭が絡む不正行為にバイデン氏と家族が関与した可能性があるとして、下院の3つの委員会が調査している。ホワイトハウスは共和党の主張を「ばかげた陰謀論」と退けている。
マッカーシー氏は記者団に「管轄の委員会が調査を続けている。われわれが求めている情報の提供を政府が拒否すれば、弾劾訴追に発展するだろう」と語った。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は弾劾訴追の可能性を一蹴。「(共和党は)望むことを何でもできるが、われわれは(政策課題に)集中していく」と語った。