北朝鮮の金総書記、朝鮮戦争参戦中国兵の墓訪問 休戦70年控え

　北朝鮮国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）は、金正恩朝鮮労働党総書記が妹の与正氏と共に朝鮮戦争に参戦した中国人民志願軍兵士の墓地を訪問したと伝えた。写真はＫＣＮＡが２６日に提供（２０２３年　ロイター）

[ソウル ２６日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）は、金正恩朝鮮労働党総書記が妹の与正氏と共に朝鮮戦争に参戦した中国人民志願軍兵士の墓地を訪問したと伝えた。

北朝鮮では朝鮮戦争休戦７０周年に当たる２７日に記念式典「戦勝節」が予定されており、中国やロシアの代表団が招待されている。

韓国軍合同参謀本部は２５日の記者会見で式典について、米韓情報当局が状況を注意深く監視していると説明。人員や装備が増強されていると述べた。

ＫＣＮＡによると、金総書記は朝鮮戦争を戦った北朝鮮兵士の墓地である「祖国解放戦争参戦烈士の墓」も訪れ、米国の帝国主義に「敗北を負わした」と兵士らをたたえた。