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ベトナム、燃料備蓄拡大計画を承認 投資額114億ドル

ベトナム政府は、2030年までに国内燃料備蓄能力を拡大する計画を承認した。これにより、原油と石油製品の国内備蓄能力は純輸入の75─80日分に増える見通し。写真はベトナム中部クアンガイ省で製油所のガソリンスタンドを通り過ぎる警備員で2009年2月撮影(2023年 ロイター/Kham)
[ハノイ 19日 ロイター] - ベトナム政府は、2030年までに国内燃料備蓄能力を拡大する計画を承認した。これにより、原油と石油製品の国内備蓄能力は純輸入の75─80日分に増える見通し。
チャン・ホン・ハー副首相が18日、計画を承認し、ロイターが内容を確認した。
国営メディアが3月、商工省の話として報じたところによると、現在の備蓄能力は純輸入の65日分。
投資額は最大270兆ドン(114億ドル)の見込み。投資金は、企業からの資金調達と国家予算で賄う。
計画では、液化天然ガス(LNG)ターミナルと関連するLNG貯蔵施設も整備。30年までに年間備蓄能力を2000万トンにすることを目指す。