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豪中銀次期総裁にブロック副総裁、初の女性 9月に交代

2023年07月14日(金)10時58分

 豪政府はオーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁(写真)を再任しない方針だと、複数のメディアが14日に報じた。写真は2016年9月、シドニーで撮影(2023年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 14日 ロイター] - オーストラリア政府は14日、豪準備銀行(中央銀行)のブロック副総裁を次期総裁に任命したと発表した。同中銀初の女性総裁となる。任期は7年。

急速な金利上昇を巡り世論の反発が強まっていたロウ現総裁の再任を見送った。ロウ氏は9月17日に任期を終え、43年にわたった中銀でのキャリアを終える。

チャーマーズ財務相は記者会見で、総裁が1期で退任するのは異例ではないとし、中銀の改革を率いるのにブロック氏が適任と判断したと述べた。

ロウ氏は2021年、政策金利は24年まで上昇する可能性は低いと述べて借り入れを促したにもかかわらず、22年半ばに利上げを開始。12回の利上げで金利は10年ぶり高水準の4.1%に達し、家計は物価高に加えて住宅ローンの返済負担増大にも直面している。こうした中、政府に対してはロウ氏を再任しないよう求める圧力が高まっていた。

ブロック氏は英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を取得し、1985年から豪中銀に在籍。アナリストから高い評価を得ている。金融市場は総裁交代のニュースにほとんど反応していない。

アトラス・マネジメントの最高投資責任者ヒュー・ダイブ氏は、政界からの任命よりはるかに好ましいと指摘。「あからさまに政治的な人物なら市場は懸念を抱いただろう。おそらく最良の結果だ」と述べた。

ロイター
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