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バイデン氏、銃規制強化へ行動呼びかけ 相次ぐ乱射事件受け
バイデン米大統領は4日、同日の独立記念日の祝日にかけ国内で銃乱射事件が相次ぎ、少なくとも10人が死亡したことを受け、「米地域社会を引き裂く銃による暴力の蔓延」に対処するためにさらに多くの行動が必要と訴えた。写真は7月4日、ワシントンのアイゼンハワー行政府ビルで行われた全米教育協会(NEA)のイベントに出席するバイデン大統領(2023年 ロイター/Julia Nikhinson)
[ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領は4日、同日の独立記念日の祝日にかけ国内で銃乱射事件が相次ぎ、少なくとも10人が死亡したことを受け、「米地域社会を引き裂く銃による暴力の蔓延」に対処するためにさらに多くの行動が必要と訴えた。
バイデン大統領は声明で「アサルトウェポン(殺傷力の高い攻撃用銃器)や大容量弾倉を再度禁止し、銃の安全な保管を義務付け、銃製造業者の免責を廃止し、普遍的な身元調査を制定することは、われわれの力の及ぶ範囲だ」とし、銃規制強化に向け、民主党議員と協力するよう共和党議員に呼びかけた。
テキサス州フォートワースでは3日夜、独立記念日を祝うイベント後に駐車場で銃乱射事件が発生し、少なくとも3人が死亡、8人が負傷した。2日夜には東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで起きた銃乱射事件で5人が死亡、2人が負傷したほか、2日未明には東部メリーランド州ボルティモアの住宅街のパーティーで銃乱射事件が起き、2人が死亡、子どもを含む28人が負傷した。
非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると、今年に入り米国内で発生した銃乱射事件は340件を超える。
*動画を付けて再送します。