米、3.75億ドルの新たなウクライナ軍事支援 広島で首脳会談

バイデン米大統領（写真右）は２１日、ウクライナのゼレンスキー大統領（同左）と広島で会談し、新たな軍事支援策を発表した。５月２１日、広島市で撮影（２０２３年　ロイター/Jonathan Ernst）

[広島 ２１日 ロイター] - バイデン米大統領は２１日、ウクライナのゼレンスキー大統領と広島で会談し、３億７５００万ドルの新たな軍事支援策とともに、ロシアからウクライナを防衛するために必要なあらゆる援助を約束した。

新たな支援策には弾薬、火砲、装甲車などが含まれる。バイデン氏はゼレンスキー氏に「全てのＧ７メンバーとともにわれわれはウクライナを支援してきた。どこにも行かないと約束する」と強調した。

ホワイトハウスによると、バイデン氏はウクライナの対ロ防衛と抑止を長期的に支援する用意があると伝えた。Ｆ１６など第４世代戦闘機の操縦士育成についても議論した。

ウクライナ政府によると、ゼレンスキー大統領はバイデン氏に謝意を伝えた。