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中国の金生産量、第1四半期は6.9%増 コロナ禍前の水準回復

2023年04月25日(火)14時35分

 4月25日、中国黄金協会が発表したデータによると、第1・四半期の国内金生産量は6.9%増加し、新型コロナウイルス禍前の水準を回復した。写真は金塊。露クラスノヤルスクで1月撮影(2023年 ロイター/Alexander Manzyuk)

[北京 25日 ロイター] - 中国黄金協会が25日発表したデータによると、第1・四半期の国内金生産量は6.9%増加し、新型コロナウイルス禍前の水準を回復した。金融市場の動揺を背景に投資家が安全資産を求めたことなどが需要を押し上げた。

内訳は採掘による生産が前年比1.9%増の84.97トン、輸入原材料から生産した金は24.4%増の29.9トンで、全体の生産量は114.87トンとなった。

第1・四半期の金消費量は前年比12%増の291.6トン。金宝飾品の消費が12.29%増の189.61トン、ゴールドバー(金の延べ棒)と金貨の需要が20.47%増の83.87トンだった。一方、産業用などは16.9%減の18.1トンだった。

ゴールドバーと金貨は米銀破綻やクレディ・スイス救済を受けたリスク回避を背景に需要が増加した。

ロイター
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