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ベルルスコーニ氏、白血病と診断 集中治療室に

4月6日 イタリアのベルルスコーニ元首相(86・写真)が白血病と診断されたことが関係筋の話で分かった。2022年10月、ローマで撮影(2023年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)
[ミラノ 6日 ロイター] - イタリアのベルルスコーニ元首相(86)が白血病と診断されていたことを、主治医らが6日に明らかにした。現在は肺感染症のため集中治療室(ICU)に入っているという。
ベルルスコーニ氏は5日、ミラノのサンラファエル病院に搬送された。
主治医らによると、ベルルスコーニ氏は過去、慢性骨髄単球性白血病(CML)と診断された。いつ診断されたのかは明らかにしなかったが、急性のものではないとしている。
主治医らは「ベルルスコーニ氏は現在、肺感染症の治療のためにICUに入っている」とし、白血病に関連した感染症と説明した。
ベルルスコーニ氏の政党「フォルツァ・イタリア」は、メローニ首相の右派連合の一角を占める。ベルルスコーニ氏は政府の役職には就いていない。