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北朝鮮、12月下旬に重要会議開催 主要政策の方向性決定
北朝鮮は12月下旬に朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会を開催し、主要政策の方向性を決定する。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が1日に伝えた。提供写真、1日公開(2022年 ロイター/KCNA)
[ソウル 1日 ロイター] - 北朝鮮は12月下旬に朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会を開催し、主要政策の方向性を決定する。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が1日に伝えた。
金正恩党総書記が招集した中央委員会の政治局会議で決定したという。
北朝鮮は今年に入り、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含め記録的な数のミサイルを発射。核・ミサイル開発を巡る国際的な制裁に直面する中、疫病対策に追われたり、自然災害に見舞われるなどしており、金氏は非常に困難な経済的課題を抱えている。
KCNAによると、政治局会議で党幹部らが今年の党と国家の主要政策の実施状況に関して精査・分析し、総会で議論すべき主要な議題を提案した。
金氏は同会議で、今年の内外情勢は「われわれの意志と戦闘効率が試される前例のない逆境」だったが、北朝鮮は「目覚ましい発展」を遂げ、その威信と名誉を新たな水準に高めたと述べたという。
また「各部門が潜在力を発揮して問題を解決する革新的な方法を見つけ、1年間の奮闘過程で得た経験と教訓の正しい分析に基づき、来年の計画を適切に確認することが非常に重要だ」と指摘。
次回総会で主要政策を実行するための「ダイナミックで先進的かつ科学的で詳細な」計画を策定するよう呼びかけたという。