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スペイン、サル痘で2人目の死者報告

7月30日、スペイン保健省は、サル痘感染による国内2人目の死者を報告した。欧州全体でも2人目とみられ、アフリカ大陸以外では3人目となった。写真はイメージ。5月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)
[マドリード 30日 ロイター] - スペイン保健省は30日、サル痘感染による国内2人目の死者を報告した。欧州全体でも2人目とみられ、アフリカ大陸以外では3人目となった。
スペインは29日に初の死者を報告したばかりで、同日にブラジルでも死者が初めて報告された。
世界保健機関(WHO)の7月22日付の報告書によると、サル痘による死者はその時点で5人にとどまり、全てアフリカ地域で報告されていた。
WHOは23日、急速に感染が拡大しているサル痘について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に相当すると宣言し、最高度の警戒を呼びかけた。
スペイン保健省によると、サル痘の感染者数は4298人に達した。患者の情報がある3750人のうち、3.2%に相当する120人が入院し、2人が死亡した。
地元メディアによると、最初の死者の死因は感染に伴う脳炎だった。