米財務省、暗号資産のリスクと利益巡り意見公募

米財務省は１２日、暗号資産（仮想通貨）のリスクや利点に関する報告書をバイデン米大統領に提出するため、意見を募ると明らかにした。写真は財務省。２０８８年９月、ワシントンで撮影（２０２２年　ロイター/Jim Bourg）

[１２日 ロイター] - 米財務省は１２日、暗号資産（仮想通貨）のリスクや利点に関する報告書をバイデン米大統領に提出するため、意見を募ると明らかにした。

企業がどのように仮想通貨を利用しているかや消費者が十分保護されているか、貧困層の間で仮想通貨が普及することでどのような利益やリスクがあるかなど、８月８日まで意見を求める。

バイデン氏が今年３月に署名した仮想通貨に関する大統領令に基づく。

財務省は「デジタル資産は消費者にとってより迅速な支払いなどの潜在的な利益だけでなく、詐欺や不正に関連するリスクとなる恐れがある」と説明した。