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6月の世界食料価格は低下、穀物生産予測引き上げ=国連機関
2022年07月08日(金)19時08分
![](https://f.img-newsweekjapan.jp/headlines/images/world/2022/07/08/2022-07-08T100857Z_1_LYNXMPEI670E0_RTROPTP_3_INDIA-WHEAT.jpg)
国連食糧農業機関(FAO)が8日発表した6月の食料価格指数は、3カ月連続で低下したものの、3月の過去最高水準付近にとどまった。写真はインド西部アーメダバードの小麦畑で2013年3月撮影(2022年 ロイター/Amit Dave)
[ローマ 8日 ロイター] - 国連食糧農業機関(FAO)が8日発表した6月の食料価格指数は、3カ月連続で低下したものの、3月の過去最高水準付近にとどまった。
6月の同指数は平均154.2ポイント。5月は157.4から157.9に修正された。
前年比ではプラス23.1%と依然として上昇。ロシアのウクライナ侵攻の影響、悪天候への懸念、世界的な需要の高まり、生産・輸送コストの上昇が押し上げ要因。
これとは別の穀物需給予測では、FAOは2022年の世界穀物生産量予測を従来の27億8400万トンから27億9200万トンに引き上げた。ただ、依然として21年の生産量を0.6%下回っている。粗粒穀物生産量予測を640万トン上方修正したことが主因という。
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