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イバンカ氏、選挙不正の主張拒否 米議会襲撃巡る下院公聴会で証言
6月10日、トランプ前大統領の支持者らによる昨年1月の連邦議会襲撃を調査する下院特別委員会は、公開の公聴会を開き、選挙に不正があったと主張することを拒否したトランプ氏の娘イバンカ氏の証言などが明らかにされた。写真は公聴会の様子。9日ワシントンでの代表撮影(2022年/ロイター)
[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ前大統領の支持者らによる昨年1月の連邦議会襲撃を調査する下院特別委員会は9日、公開の公聴会を開き、選挙に不正があったと主張することを拒否したトランプ氏の娘イバンカ氏の証言などが明らかにされた。
与党・民主党が主導する委員会は、イバンカ氏のほか、夫のジャレッド・クシュナー氏、ウィリアム・バー前司法長官などの証言映像を公開した。
バー氏は「私は選挙が盗まれたと言ったり、私がたわ言と呼ぶ問題を公開することに賛成できないとはっきりさせた。その一味にはなりたくなかった」などと述べた。
イバンカ氏も証言でバー氏の見解に同調し、「私はバー氏を尊敬しています。だから彼の言うことを受け入れた」と語った。
ベニー・トンプソン委員長(民主党)は、トランプ氏は米国の民主主義を妨害し、平和的な権力移譲を阻止する陰謀の中心にいたと指摘。「1月6日はクーデター未遂の頂点であり、その直後にある作家が言ったように政府転覆を狙った大胆な試みだった」と非難した。