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米、対北朝鮮で「信頼置ける予測可能な」将来を期待=国務副長官

2021年07月23日(金)15時52分

 7月23日、アジア歴訪中のシャーマン米国務副長官は、停滞している北朝鮮との非核化協議の進展に向けて「信頼の置ける、予測可能かつ建設的」な方法を見いだしたいとの考えを示した。写真は北朝鮮と米国の国旗。2019年2月にベトナム・ハノイで撮影(2021年 ロイター/Ann Wang)

[ソウル 23日 ロイター] - アジア歴訪中のシャーマン米国務副長官は23日、停滞している北朝鮮との非核化協議の進展に向けて「信頼の置ける、予測可能かつ建設的」な方法を見いだしたいとの考えを示した。

ソウルで韓国外務省の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官と会談後に述べた。会談では非核化協議の再開方法について意見を交わした。

シャーマン氏は記者団に対し「北朝鮮との信頼の置ける、予測可能かつ建設的な将来を期待している」と語った。

また「(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)や食糧安全保障への影響を踏まえると、北朝鮮の人々が直面している非常に困難な状況を理解できる」とも述べた。

その上で、米国は「席に着いて対話」することを提案したとし、北朝鮮側からの早期の返答に改めて期待を示した。

中国との関係は「複雑」としながらも、25日からの訪中時に北朝鮮問題を協議するのを楽しみにしていると発言。「(米中関係には)競合する面や、難しい側面、そして協力できる側面がある」とし、「朝鮮半島の完全な非核化実現について共に考えるのは、間違いなく協力できる分野だ」と述べた。

新型コロナ対策や気候変動対策、「安全で強靭」な半導体・5G通信網のサプライチェーン構築において米韓の一層の協力が必要だという考えも示した。

崔氏は、米国のリーダーシップと韓国の能力、日本の資金力を合わせて新型コロナや気候変動などの問題に対応する必要があると述べた。

韓国外務省によると、双方は5月の米韓首脳会談で合意したワクチン協力に沿って世界のワクチン供給を拡大する取り組みの強化でも一致した。

ロイター
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